コンデンサーの値段はピンキリでアンパンマンとバイキンマンの性格の差くらい違います。
価値の差ほどの価値がでるものか?と、コンデンサーを交換しようと考えている人は思ってしまいますよね。
今回レスポールのコンデンサーを交換する必要が発生しました。
一個63円のコンデンサーがあるのに、
わざわざ結果がわからないコンデンサーというパーツに、それ以上のお金を投資するのもなって思ったわけです。
そこで、コンデンサーで音は変わるのか?ということを検証しようと思います。
今回は2つ
を比較しました。
【検証】700円と63円コンデンサー比較
私のレスポールは「抜けの悪い音」が悩みでした。
そこでコンデンサーで音色が変わると聞きオレンジドロップに交換しました。
その結果望み通りの音になったのかというと、
いってしまえば、音質は変わったどうかは微妙なところです。
トーンの効き具合は明らかな違いがあると思います。
コンデンサーで音はかわない、という意見もあります。
言葉では説得力がないと思うので比較動画を作成したので、ご自分の耳で確認してください。
音なんてかわんないよってことであれば、とにかく安いのが十分ってことがわっかたわけです。
比較した感想
コンデンサーの差は、比較してみて感じることができました。
音ですが、オレンジドロップの方で輪郭がクッキリした音の気がします
68円の方は音が潰れた感がある気がします。
トーンノブを回した時の効き方はあきらかな違いを感じました。
このオレンジドロップは一個1000円くらい、比較したコンデンサーは10個入りで1000円しない。
う〜ん、まぁ10個入りまでいらないから、1000円のオレンジドロップ買うかってくらいの差かな、個人的には。
他にも修理が必要で、コンデンサーが多数必要なら、10個1000円のコンデンサーを選択するかなって感じです。
オレンジドロップの特徴を確認してからもう一度動画を見ると、再度気づきがあるかもしれません。
以下がオレンジドロップの特徴です。
コンデンサーの特徴
オレンジドロップですが、コンデンサーで一番有名です。
その理由は、1960年代初頭にGibsonギターのトーン回路に使用され始めましたブラックビューティーの後継種のため。
さらに比較的入手しやすいということもあり、とりあえず迷ったらコレという感じのコンデンサーとして人気です。
価格的にもね
オレンジドロップ
オレンジドロップは以下のような特徴があります。
確認したらもう一度動画見てみよう
- 独特な音質: オレンジドロップは、他のコンデンサーとは異なる特徴的な音を生み出します。「オレンジドロップつけてる感」と呼ばれる独特の音色があります。
- 低域のパワー感: 和音の分離は比較的悪いですが、低域が前面に出るパワー感があります。
- 高域の特性: 2kHz付近までの周波数帯域で良好な特性を示しますが、それ以上の高域は他のコンデンサーと比べて若干劣ります。
- 耐久性: SPRAGUEのオレンジドロップは、外側に網状のコットンを巻き、その上に塗膜を施すことで耐久性を向上させています。
- 製造の変遷: 元々はSPRAGUE社が製造していましたが、現在はコーネルデュブラーが製造しています。時代によって音が若干異なりますが、「オレンジドロップ感」は共通しています。
- 入手のしやすさ: 定番品であるため、多くの楽器店で入手可能です。
- アタックの明確さ: オレンジドロップは、アタックがはっきりしているという特徴があります
- 定番としての地位: オレンジドロップは「取り敢えずこれから」という登竜門的コンデンサーのイメージがあり、多くのギタリストにとって最初の改造パーツとして選ばれています。
- 歴史的背景: ブラックビューティーの後継品種として登場した経緯があり、その評価を引き継いでいることも人気の理由の一つです。
オレンジドロップは、その特徴的な音質から、ギタリストの間で人気のあるアップグレードパーツとして知られています。
コンデンサー交換でまず耳にはいったのがこれだった
確かにこれを読んだあともう一回比較すると
低音がでている
Musiclily フィルムコンデンサー 0.022uF
10個入りで一個68のでの販売ですの、一個だけのために購入するのはちょっと割高感があります。
ギターリペア初心者はこれを買えば取り付けに失敗しても交換できる安心感があります。
複数台ギターを所有している人にもおすすめです。
まとめ
コンデンサー交換で音質が圧倒的に変わるわけではありません。
あくまでもピックアップの音に変化をつけるのが、コンデンサーの役割です。
コンデンサーを交換すると確実の以下のことはかわります。
高音域をカットするためのついているようなもの
音質をはっきり変えたいなら、ピックアップを交換しましょう。
コンデンサーの交換は半田付け回数が少ないためリペア初心者でも可能な領域かなっておもいます。
コンデンサーの交換手順はこちらから↓
【DIY】トーン効かないレスポール修理、コンデンサー交換3ステップ、選び方〜修理まで
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