テレキャスターのコントロールポッドとノブですが、交換したいと思って検索してみるとたくさんの種類があり、どれを選んで良いか迷ってしまいますよね。
この記事では、
- テレキャスターに最適なポッドとノブの選び方
 - Fender JapanとUSAモデルの違い
 - おすすめテレキャスターポッド
 
まで網羅して解説します。
パーツ交換やカスタムの際、ポッドの規格やノブの互換性はとても重要です。
間違えて購入してしまうと、交換する必要が発生することもあります。
- 抵抗値
 - シャフトの長さ+径
 - 形状
 
この3つを注意して選択すれば、間違いないポッドとノブを選択できます。
解説します。
【初心者向け】ギター修理は自分で、ハンダ付けの基本とおすすめツール、ハンダ作業はこれで怖くない
テレキャスターに使われるポッドの仕様

ギターはシングルコイル系とダブルコイル系でポッドの抵抗値が違います。
ポッドの種類はギターの種類によって選ぶ必要があります。

レスポールとテレキャスターでは違う
ここでは、詳しくは解説しませんが、自分のテレキャスターについているポッドを採寸して以下の表を参考にポッドを選べば間違いありません。

結論オンリーで行きます。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 抵抗値 | 250kΩ(シングルコイルに最適) | 
| カーブ | Bカーブが多いが、好みでAカーブも可 | 
| 軸の太さ | インチ(6.35mm)またはミリ(6mm) | 
| シャフト形状 | スプリットシャフトまたはソリッドシャフト | 
| シャフトの長さ | ショートシャフト(約10mm前後) | 
フェンダーUSAとJAPANではポッドの規格が違うので注意が必要です。
名称をみただけだと理解しにくいと思いますので、ここから解説しますよ。
シャフト形状について
コントールノブ、ポッド軸はお互いに互換性があることで装着できます。
もしも片方でもサイズ違いであると、接着できません。

コントロールノブの穴がインチでシャフト径がミリの場合とかね
以下の表は、ポッド軸のシャフト形状に対して適応するノブをまとめた表です。
| ポッド軸 | ノブ形状 | ノブの規格 | 
| スプリットシャフト(インチ) | 押し込み式 | インチ用24スプライン | 
| スプリットシャフト(ミリ) | 押し込み式 | ミリ用18スプライン | 
| スプリットシャフト(インチ/ミリ) ソリッドシャフト(インチ/ミリ)  | イモネジ式 | 軸径に合うもの | 

径が合っていてもシャフトの形状が違えば接着できません

スプリットシャフトとは、真中で半分に分かれており、ギザギザ(ローレット加工)が施されているシャフトのことです。

ソリッドシャフトとは、ギザギザのないツルツルの棒状のシャフト
※規格違いのノブは「緩い」「入らない」「割れる」などのトラブルになります。
まとめると、イモネジ式ノブは軸径だけあっていれば、装着できる。
押し込み式は軸径+ネジ切りの数も合わせる必要があることになります。
既存コントロールノブとポッド径を確認してから購入すること!。

ポッド交換する際はココを押さえておいて
どれを選べばよいのか?迷う場合、以下はUSA製とJAPAN製の工場出荷時のポッドのデフォルトパーツの情報です。
Fender USA/Mexico の場合(インチ規格)
- ポッド軸径:6.35mm(1/4インチ)
 - シャフト:スプリット or ソリッドシャフト
 - ポッドブランド:CTSが標準
 
おすすめポッド(インチ規格)
- CTS 250kΩ スプリットシャフト(Fender純正の定番)
 - Bourns 250kΩ ロープロファイル(滑らかな操作感)
 
Fender Japan の場合(ミリ規格)
- 軸径:6mm(ミリ)
 - ポッドブランド:アルファ製が多い
 - ノブもミリ規格用が必要
 
おすすめポッド(ミリ規格)
- アルファ 250kΩ ミリ軸(スプリットまたはソリッド)
 - 安価で安定。純正交換にもおすすめ
 
音にこだわる人へギターポットメーカーランキング

ギターポッドは安いもは4個で1000円ほどの商品もあれば、1個で1000円を超える商品があります。
問題は値段により、音に変化があるかないか?ですが、ポッドにより音は変わります。
ギターポッドで音変わる?CTSとYibuy音比較”あなたに聞き分けれる?”格安ポッドって悪い?
どの商品にしようか迷った時は以下を参考にしてください。

普通に購入できる商品を3つピックアップしました。

個人的にはCTSがおすすめだ
1位:CTS(シーティーエス)
- 特徴:アメリカ製。フェンダー純正としても採用されている超定番。
 - 抵抗値の安定性、耐久性が高い。カスタムショップ系でも信頼大。
 - 種類:250kΩ、500kΩ、A/Bカーブ、ソリッド/スプリットシャフト。
 - おすすめシリーズ:CTS “TVT”(True Vintage Taper)、CTS “Premium”(モントルー、WDなどのOEM含む)
 - プロ・DIY問わず一番人気。カスタムパーツとしても流通豊富。
 
2位:Bourns(ボーンズ)
- 特徴:非常にスムーズなトルクと静音性で、ハイエンドギターでも採用例あり。
 - オーディオ機器メーカー出身らしく、ガリが出にくいのが特徴。
 - おすすめシリーズ:PDBシリーズ(ギター向け)、Pro Audio向けも強い。
 - ボリューム奏法多用プレイヤーや、静音重視の人に特におすすめ。
 
3位:ALPHA(アルファ)
- 特徴:台湾製で価格が安く、エフェクターや安価なギターに多く使われる。
 - DIY用途に最適。音質・耐久性ではCTSやBournsにはやや劣る。
 - 安価に揃えたい人、たくさん使う人には重宝される。
 
まとめ
いかがでしたでしょうか、コントロールポッドとノブの選択に迷ったら以下を参考にしてくださいね。
- Fender USA/Mexico → インチ規格(CTS 250kΩ + インチノブ)
 - Fender Japan → ミリ規格(アルファ 250kΩ + ミリノブ)
 - ポッド軸径とノブの規格は必ず合わせること!
 - 音にこだわるならCTSやBournsへのアップグレードもおすすめ
 
| 項目 | おすすめ傾向 | 
|---|---|
| 音質・耐久性重視 | CTS・Bourns | 
| 軽い操作感・ガリ防止 | Bourns(トルク軽め、静音) | 
| コスパ重視 | ALPHA | 
| トラディショナル志向 | CTS(特にTVT) | 
| 国産ギター互換性 | ALPHA(サイズが合いやすい) | 
ポッドとノブの正しい組み合わせで、テレキャスターの操作性とトーンを最大限に引き出しましょう!
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