楽々低コスト洗剤でベースブリッジのサビを一掃する、酸性ヌリッパーのメリット

私は楽器の金属パーツのサビ落としに酸性ヌリッパーという商品を使用しています。

これは楽器専用のサビ落としではないのですが、金属製品を腐食しないメリットがあります。

ギター専用のサビ落としを使用すればいいじゃないか？と思われるかもしれませんが、酸性ヌリッパーは希釈して使用できる、多用途に使用できるということで愛用しています。

例えば、ギターベースのブリッジですが、希釈液にドボンそれだけです。

その工程をこれからお伝えします。

さらに、酸性ヌリッパーは水回り専用の水垢落とし洗剤です。

用途がギターだけではありません、そういった意味でもコストパフォーマンスがよいわけです。

この記事は酸性ヌリッパーを使用した以下についての記事です。

以上の記事になります。

酸性ヌリッパーでベースのブリッジのサビ落としをしてみた

サビですが、放置すると金属自体を腐食しますので、サビが発生したら早めに対処をおすすめします。

【手遅れ注意】ギターパーツのサビはすぐ対処、洗剤比較、クエン酸か酸性ヌリッパーどっちを選ぶ？

今回は、ベースブリッジとコントロールキャビネットのプレートを洗浄してみます。

その金属パーツの表面は白サビでザラザラしています、金属まで腐食までしてなければよいのですが・・・

では早速結果です。

今回使用した道具は以下の通りです。

ビフォーアフター

作業前、全体的に白っぽく、触るとザラザラした状態です。

作業前

作業後

白サビによるザラザラは改善されて、スベスベの状態です。

コントロールキャビネットのアップ画像

作業前

作業後

ブリッジのアップ画像

作業前

作業後

ヌリッパーを使用するメリット

細かい部分の汚れはどぶ漬けしないとクリーニングしきれないと思っています。

ベースブリッジは細かい部品の集合体なので、こういったパーツの洗浄に酸性ヌリッパーは有利です。

希釈して使用でき、用途が楽器だけではない点もコストパフォーマンスが優れている点です。

酸性ヌリッパーで金属パーツサビ落とし作業の解説

酸性ヌリッパーの標準希釈は10倍からなんですが、経験上おそらく50倍希釈で十分だろうということで、今回は50倍希釈で作業しました。

酸性ヌリッパーは946mlで販売されています、この50倍希釈液だと47.3リットルの希釈液を作ることができます。

軽量カップに50倍の希釈液280mlを作ります。

その後ドブ漬けするだけです。

正直これだけなので、手順について、あまり書くこともないです・・・

作業中の解説

50倍希釈液280mlのカップの中にパーツをつけていくのですが、原液の量は、5.6mlほどになります。

水を入れます。

パーツを投入

して5分待ちます。

コントロールキャビネットのフタが浸かりきれないので、ハケで洗剤を塗ります。

5分後、十分すぎる量の水で洗剤をすすぎます。

吸水性の良いタオルで拭きあげます。

仕上がり

裏側

コスパが良いとは？

コスパの良い商品はこういうことだと思います。

時間的にも、値段的にも都合が良い商品がコスケムの酸性ヌリッパーです。

流しが汚れていたので、酸性ヌリッパーを塗ってみました。

その名のとおり、塗るだけで汚れが落ちる、というコンセプトの商品です。

水回りの水垢に効果的です、蓄積したよごれは、塗布することで柔らかくなります。

そこにサッと擦りを入れてやると、普通に擦っただけでは落ちない汚れが簡単に落ちます。

詳しい使用方法はコチラをご覧ください。

サビ落としに専用洗剤は必要か？クエン酸でギターパーツの錆落としは可能？

まとめ

酸性ヌリッパーは清掃業界で、知らない人はいない人気商品です。

酸性洗剤は美観が驚くほど変化する洗剤です。

しかし、その一方素材を痛めてしまうリスクがあるということで、使いにくい性質があります。

酸性ヌリッパーは安全に調合された酸配合で、酸なのに素材を傷めず使用することができます。

ギター専用のサビ落としもありますが、酸性ヌリッパーは大容量で用途がギターだけではないので、コスパの良いサビ落とし洗剤を探しているかたは、ぜひお試しください。