私の所有しているフェンダーのテレキャスター。
一目惚れし、インターネットで新品購入。
購入した当時から、以下の症状があり
- ハイフレットで音詰まり
- ハイフレットビビり
- チョーキングした時に音が途切れたり
ネックが微妙な個体だなとガッカリしていました。
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返品すればよかったんじゃない?
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ネットだと気が引けて…..
DIYが流行っている昨今。
私はテレキャスターのネック問題点で反りを改善してみようと思い立ちました。
私はこんな人です↓
ハイ起きギター直し方?まずはネックの状態を診断
![](https://web-yuma.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_20240301_124241422-1024x768.jpg)
まずはネック診察が必要です。
その結果、私のギターはハイ起きギターと判断できました、
ネック状態(反り)はいくつかの種類があります。
このテレキャスター購入当初は音づまりの原因を目視でなんとなく確認して、トラスロッドを当てずっぽうに回していましたが、一向に改善しませんでした。
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ネックを横から見たりして、反りを確認していた。
![女神](https://web-yuma.com/wp-content/uploads/2023/10/d5f4391d-25c2-4782-9763-df2b3e9dfa8a.jpeg)
目視では難しいよ。
目視や感ではネックの診断ができません、結局、弦高を上げて音詰まりやビビりを解消していました。
弾きづらいテレキャスターでした。
- 音詰まり
- びびり
トラスロッドを回す前に、ネックの状態を確認してみましょう。
ネックの反りにはいつくつか種類がある
ギターネックの反りにはいくつか種類があります、代表的なケースは3つ。
- ストレート
- 順反り
- 逆反り
あなたのギターを弾いたときに問題でネック状態のおおよその検討がつきます。
ハイフレットを弾いたときに音詰まりなら順反り。
解放弦をならしたときにビビりを感じるなら逆反り。
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ネックの反りを確認しましょう!
まずはネックの反り状態を確します
ネックの反りを確認するにはいくつかの方法があります。
すべて実施すれば間違いないですね。
1フレットと最終フレットを押さえ、隙間をみる方法
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ストレートエッジなどの道具がないのであればこちら。
- 正しくチューニングをします。
- 1フレットを押さえます。
- 最終フレットを押さえます。
- 横から2と3の中間フレットの隙間を見ます。
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カポがあると大変便利だ。
4フレット頂点に僅かな隙間がある程度(はがき一枚分)がベストの状態です。
フレットが弦についている場合は「順反り」
フレットが弦から離れている場合は逆反りになります。
差金などのストレートエッジを使って確認する。
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ギターネック用のストレートエッジがAmazonで安く販売していたので購入したいとも思いましたが、私は自宅をDIYした経験があるのでその工具の60cm差金を使用してみました。
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差金はどこでもかえるので便利だ。
ネックに差金をあてて光を照らしながら、中間フレット周辺を確認してみてください。
差金とフレット頂点の間に隙間があれば「順反り」です。
差金とフレット頂点が当たっている、尚且つ差金がベタにつかずガタつくようであれば「逆反り」になります。
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格安の修理道具があるのね。
ギターネックの反りを修正しましょう。
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ギターネックの反りの確認方法で、器店の店員がよく反りの確認をするときに、上から見下ろしたり、横からみたり……していますよね。
目視でも、根拠のある目視をすることがギターネックの状態を判断する正しい方法ではないかと私は思います。
ここからはギターネックの反りを調整していきます。
トラスロッドを回しネックを調整
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ネックの調整には、トラスロッドという部位をレンチで回すことでネックの反りを調整します。
順反りの場合は、トラスロッドを右に回し締めます。
逆反りの場合は、トラスロッドを左に回して緩めます。
少しレンチを回すだけでもネックの状態が変化しますので、少しまわしては5分〜10分待ち、ネックの状態を確認してまだ不足しているようであれば、再度トラスロッドを回すように少しずつ調整をしてください。
フェンダーのトラスロッドサイズは1/8インチ(3.1mm)です。
なかな回らないときは、楽器店で修理してください。
ちなみにトラスロッドは、締まりきったり、緩み切ったりと、ネジで作動していますので、限界値があります。
固くてトラスロッドが回らないときは、楽器店へ持って行きましょう。
それでも不調であればネックに問題が
私のテレキャスターですが、ネックはほぼ真っ直ぐに調整できたのですが、解放弦を弾いた時にビビりがでます。
弦高も適切といわれる高さに調節をしました。
12フレットで測定
1弦で1.5mm
6弦で2mm
私のテレキャスターは、弦がビビが生じない2.5mmを基準にすると、芋ねじもほぼ限界の高さに達っし、やはりネックがハイ起きしているのではという結論になりました。
ハイ起きの対処方法は、21F、22Fを削る方法があり、私にもできそうです。
DIYでハイ起き対策してみた。
ハイ起きですが、自分が対処できる領域は、21Fと22Fを削ることくらいだと思い、実施してみました。
私は21Fと22Fを弾くことがないので、気軽にお試しをしましたが、くれぐれも自己責任でお願いします。
私が行った手順ですが、以下の通りです。
- 弦を取り除く
- マスキングテープで養生
- やすりでフレットを削る
- フレットを形成する
- コンパウドで磨く
マスキングテープで養生をします
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養生とは、これかフレットを削るために使用するヤスリやコンパウドで指板を痛めたり、汚したりしないようにすることです。
一般的にギター指板の養生はマスキングテープを施します。
切れ味のよいカッターでフレットが顔を出すようにカットします。
削り粉やコンパウドが付着するので、2重にするのもおすすめです。
やすりでフレットを削る
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平なヤスリでフレットの山が「平らになる程度」を目安に削りました。
DIYって素人=技術がない人がやる仕事なので、ちゃんとした道具を揃えた方が良いと思います。
荒いヤスリを使うと、最終仕上げの磨きで、傷が取れない、ザラザラが取れない可能性が起こる。
専用道具が昨今、安く手に入ります。
DIYブームのおかげでしょうか。
フレットを整形する
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数年前に、フレットの打ち直しを自分でしようと思って購入した商品が役立った。
![ボニー](https://web-yuma.com/wp-content/uploads/2024/03/b00484c8-3da0-4382-94b3-dadf3ad9b2a3-e1711015333403.jpeg)
フレット打ち直しは失敗だった。
コンパウドで磨く
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削ったフレットはザラザラしているため、コンパウドでしっかり磨きましょう。
フレットを削る時に荒いヤスリを使用すると、この磨き作業で傷が消えなかったり、ザラザラが取れなかったりする原因になりますので注意。
私は自宅にあったベストペット(ダイヤモンド磨きでも使用されている)という商品を使用しましたが、ピカールでもOKです。
仕上がりどうなった?
弦高を若干下げることができました。
弾いているときに、弦が高いなという違和感が少なくなりました。
完全に思い通りにはいきませんので、対処療法でしかないなという感じです……..
もし、ハイフレット弾かないと言う方は試してみてもよいのではないかと思います。
ギターのトラブルのあれこれ、今は情報もたくさんありますので、自分で改善できる領域があると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか、ネックの反りは素人ではなかなかわかりにくいです。
もし弾いた時に音がびびる、弦高が高く弾きづらいなどの状態があれば是非ネックの状態をチェックしてみてくださいね。
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