あなたのギターが「ノイズだらけ」になったり、突然音が途切れる原因――それは配線やパーツではなくハンダづけの質かもしれません。
私の経験では、ポッド端子にハンダは乗っているがトーンが効かない事例が実際にありました。
このようにハンダづけの質でパーツがの機能が左右されます。
初めてDIYリペアをしようと思っている方にとって、ハンダ作業は最初の壁ではないかと思います。
この記事では、良いハンダづけと悪いハンダづけの違いを写真と表で解説し、初心者でも失敗しないための温度調整機能付きハンダごてベスト3をご紹介します。
ギターの良いハンダづけと悪いハンダづけの違い

ハンダづけは見た目で品質がほぼわかります。
ここでは、ギター配線を例に良いハンダづけと悪いハンダづけを比較します。
項目 | 良いハンダづけ | 悪いハンダづけ |
---|---|---|
見た目 | 滑らかで光沢があり、ドーム状に均一 | くすんで曇り、凸凹や穴がある |
強度 | 部品としっかり密着、振動にも強い | 接触不良や剥がれやすい |
音質 | ノイズが少なく安定 | 音が途切れる、ノイズ増加 |
作業要因 | 適切な温度・予備ハンダ | 温度不足・加熱しすぎ |
写真例
左:良いハンダ(滑らかで光沢あり)
右:悪いハンダ(くすんで凹凸あり)
結論
結論から言うと、温度調整機能付きハンダごてを使うことで、初心者でも失敗率を大幅に下げられます。
適切な温度で作業できれば、冷えハンダや部品の損傷を防ぎ、ノイズのない配線が可能になります。
適切な温度でないと無駄にパーツを加熱してしまったりしてパーツを痛めてしまう結果になります。
理想は適切な温度で瞬間的にハンダを流す。
これにつきます。
私も最初は固定温度コテを使っていました。
しかし適切な温度のハンダごてを選定しなかったため、なかなか上手く作業ができませんでした。
使い慣れれば問題ないのでしょうが、あくまで私はDIYですので・・・
プロのように毎日ハンダごてを握っているわけではありません。
温度調節機能つきは、高温になるすぎることもないので、落ち着いて作業もできます。
初心者におすすめというわけです。
特別高いわけでもないので、選択肢ない理由がないと思っています。
▶︎関連記事・2000円ハンダごてセットはギターリペア初心者におすすめ。温度調節機能付きLesimoll はんだごてセットレビュー
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絶対失敗しません・・・温度調節機能付きハンダごてがベスト

温度調整機能付きハンダごてに変えた瞬間、配線作業が劇的に変わりました。
- ポットケースへのアース:高温でサッと
- 基板への接続:低温で安全に
- 予備ハンダ:中温で均一に
結果として仕上がりが綺麗になり、音もクリアに。作業時間も半分以下になりました。
メリット1:失敗が減る(必要性)
「部品ごとに最適な温度で作業できるため、冷えハンダや加熱しすぎによる破損を防げます。」
メリット2:音質が安定する(ベネフィット)
「しっかりと密着したハンダは酸化や振動に強く、長期間クリアな音を維持できます。」
メリット3:作業効率アップ
温度がすぐに上がり、冷えにくいため、短時間で複数の箇所を連続作業可能。
実際、私の場合は作業時間が短縮できました。

ハンダを温めた状態で放置しても温度が上がりすぎない

温まるまで待つ、これが地味に時間のロス
商品の疑問まとめ
Q1:初心者でも使える?
A:温度調整はダイヤル式が多く、数字通りに設定するだけなので簡単です。
Q2:鉛入りと鉛フリー、どちらがいい?
A:初心者は鉛入り(Sn60/Pb40)が溶けやすくおすすめ。鉛フリーは+20〜30℃高めが必要。
Q3:何度くらいで使えばいい?
A:目安は以下の通り。
作業内容 | 温度(鉛入り) |
---|---|
予備ハンダ | 320〜350℃ |
ポット端子 | 350〜370℃ |
ケースアース | 380〜420℃ |
基板 | 300〜330℃ |
温度調整付きハンダごて ベスト3
ギター系YouTuberやリペア職人も推奨するモデルを厳選。
順位 | 商品名 | 温度範囲 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
1位 | 白光 FX600 | 200〜500℃ | 軽量・温度安定性抜群・初心者〜プロ向け | 約5,000円 |
2位 | goot PX-201 | 250〜450℃ | 高耐久・滑りにくいグリップ | 約4,000円 |
3位 | 白光 FX601 | 200〜540℃ | 高熱容量でポットケースも余裕 | 約6,000円 |

まとめ
「ハンダづけが苦手」という人は、技術よりもまず道具選びを見直すべきです。
温度調整機能付きハンダごては、初心者が短期間で“失敗ゼロ”に近づく最短ルート。
ギターの音と外観を守るために、今日から導入しましょう。
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