夜の屋根裏DTMは、
- ギター下手
- 音痴
- 音楽理論無知
という3拍子揃った私が不定期でInstagram、X、TikTokで配信しているコンテンツになります。
資機材は、MacBook、ガレージバンド、UR22C、テレキャスター、で収録しています。
セックスピストルズ「勝手にしやがれ」との出会い
中学でギターを始め、ビートルズから洋楽を聴き始めると、ポップからロックそしてハードロック、ヘビィメタルという流れになります。
で、ちょくちょくパンクというキーワードを耳にするようになり、なんだパンクって疑問がでてきます。
当時、自分の中でパンクというジャンルはヘビィメタルよりもタブーというか、触れてはいけない領域でちょっと怖い印象がありました。
もちろん聴いたことはありませんでした。
パンクといえば、セックスピストルズの「勝手にしやがれ」が名盤と自然と情報をキャッチしていました。
そこで
地元のレンタルショップに借りることにしました。
パンクがタブー、触れてはいけない領域と思っていましたが、田舎のレンタルショップに普通に置いてある大衆さに、ちょっと拍子抜けしたわけです。
とはいえ、そのCDを初めて聴いた時の印象は強烈に覚えています。
勉強机の脇にセットしたお年玉で買ったアイワのミニコンポ。
スピーカーから流れ出した「さらばベルリンの陽」。
拍手から始まり強烈なリズムギター。
そしてボーカルは呪文のようで、はっきり言ってあれが英語とは思えませんでした。
今では英語を叫んでいるのはわかりますが・・・
バンドでコピーしたり、思い出ある一枚です。
アルバムの基本情報
- 日本版タイトル: 『勝手にしやがれ!!』
- 発表: 1977年11月
タイトルの由来
「勝手にしやがれ!!」というタイトルは、1960年に公開されたフランス映画『勝手にしやがれ』(原題: À bout de souffle)の邦題から取られています。
この映画はジャン=リュック・ゴダール監督による作品で、ヌーヴェルヴァーグの代表作として知られています。
アルバムの特徴
- パンクロックの金字塔
- セックス・ピストルズのデビューアルバムとして、パンクロック史上最も影響力のある作品の一つとされている。
- 挑発的な内容
- 歌詞や音楽性、ジャケットデザインなど、あらゆる面で当時の社会に対する反抗精神を表現しています。
日本の受容
日本コロムビアが邦題を『勝手にしやがれ!!』で発売したことで、パンクシーンにも大きな影響を与えました。
文化的影響
セックス・ピストルズの反抗精神や自由を象徴するこのアルバムは、音楽だけでなく、ファッションや若者文化全般に大きな影響を与えました。
音楽の特徴サウンド
- 荒々しいギターサウンド: スティーヴ・ジョーンズのギターは、歪みの強い音色と力強いリフが特徴です。シンプルながら効果的なプレイスタイルが、アルバム全体の攻撃的な雰囲気を我慢しています。
- パワフルなドラミング:ポール・クックのドラムは、力強くシンプルなビートを刻み、曲を支えています。
- ミニマルなベースライン:グレン・マトロックとシド・ヴィシャスによるベースは、シンプルながら効果的に曲の土台を形成しています。
ヴォーカル
ジョニー・ロットン(ジョン・ライデン)の特徴的なヴォーカルは、このアルバムの核心部分です。
- 独特の歌唱スタイル: 怒りや反省を込めた、果ててもいいような歌い方が特徴的です。
- 英国訛りの強調: アメリカ的な響きを避け、英国訛りを誇張しています。
楽曲構成
- シンプルな構造: 多くの曲がり、ヴァース-コーラの単純な構造を持っています。
- キャッチーなメロディー:過激な歌詞とは対照的に、意外とキャッチーなメロディーラインが多いのも特徴です。
代表曲の特徴
- 「Anarchy in the UK」:鋭いギターリフと見たような歌詞が印象的な曲です。
- 「God Save the Queen」:アンセム的なコーラスと反体制的な歌詞が特徴的です。
- 「Pretty Vacant」: キャッチーなメロディーと一瞬な歌詞のコントラストが見られます。
まとめ
このアルバムは、その荒々しさと反抗精神を音楽で表現することで音楽シーンに大きな影響を与えました。
- パンクロックの音楽の基準を確立する
- 不完全さの美学、技術的な完璧さよりも表現を重視
- 後続のオルタナティブロックやハードコアパンクへの影響
セックス・ピストルの『勝手にしやがれ!!』は、その音楽の特徴と反体制メッセージの融合により、パンクロックの金字塔として今なお高く評価されています。
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