「音詰まり」「ビビり」の原因にネック反りが関係しているかもしれない、
しかし、
ネット上で調べると、トラスロッドを少し回しては様子を伺いながらとか・・・

不安であれば楽器店へとか・・・ね
素人が手をだしてよい領域なのか?って感じてしまいますよね。
とはいえ、この物価高でちょくちょくリペアのお世話になるわけにはいきません。

業者は嫌いだ・・・
自己解決できるならがんばりたい
そこで今回はストレートエッジ、道具の力を借りて、ネック調整をしてみた記録です。
ストレートエッジで調節方法

ネック調整は、初心者がやるには面倒な作業の一つで、できれば避けたいですよね。
ネックは空気環境や保管方法の影響を受けて日々動いています。
この記事を書いているのは冬で、最近は暖房などで急激に温度変化するせいか、
私のテレキャスターも音詰まりやビビりが発生しました。

いつも問題ないポジションで
音詰まりしたり。
ネック調整方法はブログで何記事か紹介していますが、今回はネック調整の専門ツール「ストレートエッジ」を活用して調整したいと思います。
ストレートエッジ購入を検討中の方は、レビューや評価も参考になります。
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ストレートエッジでチェック
このギターですが、買った当初から「音詰まり」「ビビり」に悩んでいてトラスロッドを回したり・・・なんてことを繰り返してきて、複雑な状態していることはしっていたのですが。

今回ストレートエッジで原因判明
ストレートエッジがあると一目瞭然でした。
私のテレキャスターで見ていきます。
まずナット側

浮いてますね
ブリッジ側も浮いていれば、逆反りということになります。

よくある事例になりますので、トラスロッドを回せばよいわけなのですが。

ブリッジ側にストレートエッジとのあいだに隙間は確認できません。
逆反りだとブリッジ側にも隙間ができそうなのですが。

ムムッ
ネック中間部分も確認します。

1箇所だけ隙間があります。
これは、フレットが著しく減っている、またはフレット打ちの施工不良かもしれません。
このネックは、ナット側だけ下方向に沿っていることがわかりました。
よくある「順反り」「逆反り」ではない状態なので、AIで調べてみると、
「ローダウン」または「ロー下」がりという状態で、複雑な状態です。

このネック何か問題あるとは
思っていたが。
この「ローダウン」ウェブ検索してもでてきません、AIが作った造語かなとも思ったりします。
逆反りに近いので、トラスロッド緩めて真っ直ぐになるように調節していきます。

改善するといいね。
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調整するぞ

このネックは下方向に沿っているので、トラスロッドにレンチを差し込み逆反りを直す方向に少し回します。

少しのアクションでネックの状態は結構変化します。

少し回しては様子を確認しましょう。
4分の1回転より少なくしたわ
結論です、真っ直ぐになりました。よかった!
問題だったネック側の画像


隙間なし!
ネック中心


異常なし
ブリッジ側

無事に真っ直ぐな状態になりました。
ストレートエッジを使用してネックの状態を確認すと、非常に簡単に状態を把握することができます。
今まで、差金や弦を張った状態で確認をしていたのですが、所持していたストレートエッジをなぜ使わなかったのかちょっと後悔です。
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ストレートエッジとは?

ストレートエッジとは平面がでた定規です。

普通のアルミ定規より高い

平面が保証された定規だからね
これをフレットの上に載せれば、ネックの状態が一目瞭然です。
ネックの反り確認ですが、わざわざ専用の道具を使用しなくてもできますが、
一定数、専門の道具を使用したい人もいると思います。

わざわざ買ったよ
道具により作業が簡単になるのも事実、今回もそうですが、気づかないことに早く気づけます。

包丁で見切りするより、
チョッパー使った方が早いしね
例えば、
大工仕事の墨出し作業でレーザー墨出し機を使うと早いし正確です。

墨出し作業、つまり段取りに時間が一番かかる

ネック調整も、事前診断が一番重要
道具はスキル差を埋めます。
- 簡単
- 効率化
- 正確に
ストレートエッジは「ネックの状態を誰でも把握することができる」道具です。

実際にやってみました。
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ストレートエッジのデメリット3つ

ストレートエッジですが、私がこれを買ったのは、もうずいぶん前で、当時はネック調整に使えるツールはこれが一番安いツールでした。
今はギターDIYが盛んですので、専用ツールが安く売られています。

アマゾンのリペアツールの種類は
だいぶ変わったよ
今回使用してみて感じた、ストレートエッジのデメリットはこちら。
- 値段が高い
- フレットのすり減りを考慮しない
- 専用ツールのほうがおすすめ
値段が高い
正直ネックの反りを確認する方法は、カポだけでもできます。

それで事足りる場合もある
まずは、ストレートエッジを使用しない方法でネックの状態を確認→もっと「詳しく確認したい」という思いがあれば購入するって感じが良いのかなと思います。
または、
複数本ギターを所有している場合、ストレートエッジ1本持っていればスムーズにネックの状態が確認でき便利です。

リペアが趣味とかね
フレットの状態を反映する
ストレートエッジはフレットの上に置くわけですので、フレットが減っていれば正確な判断が難しい場合も想定できます。
たとえば、1Fと最終フレット以外がすり減っていれば、ネック中間部分に空間があきます。
順反りと誤診していまいます、ここまで極端なことはないと思いますが。

フレットの減りを
反映してしまうかもしれない
専用ツールがある
ネックの反りを測定する定規は、
- フレットの上に置くタイプ
- 指板の上に置くタイプ
この2種類あります
これから、購入を考えている方は指板の上に置くタイプをおすすめします。

フレットの減りを反映しないからね
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ストレートエッジのメリット3つ

今まで、ネックの測定はストレートエッジを使用してきませんでしたが、今回使用して思ったことは、ものすごく便利だということでした。
というのも、
- わかりやすい
- ネックのネジレを確認できる
- 資産になる
以上のように感じました。

今後のネック調整に絶対活用したくなる
わかりやすい
フレットの上に置き、横から眺めるだけでネック状態がわかるため、
ホント、明瞭です。
おそらく、弦を張った状態でネック側のフレットを押さえて、最終フレットを押さえて確認する方法では、ナット側だけが下がっているという情報を確認することは難しかったと思います。
今までも、あれこれネックはいじってきましたが、今回初めての気づきでしたので。
初心者だからこそ、正確な測定をしてからトラスロッドを回す、これダイジかなって思います。
その正確性の核になるものが、道具かなって思います。

素人ならなおさらね
ネックのネジレを確認できる
ネックには「順反り」「逆反り」とは別の「ネジレ」というトラブルがあります。
ネジレの確認にストレートエッジが便利です。
測定方法は、各弦の位置にストレートエッジを置きフレットとの隙間をみるわけです。
6弦側と1弦側でストレートエッジとフレットの隙間間隔に相違はないか確認することで、ネジレを把握することができます。
資産になる
道具を持っていると意外なところで応用できたりします。
DIY好きであれば、木材の平面の確認なんかにも利用できます。
ギターを多数所有しているなら、さらにストレートエッジの活躍の機会増えます。

わざわざ買うメリットあり
物価高騰の昨今でギター修理は自分でする、このような考えかたが増えてくると思います。
そんな時これ一本あると便利だと思いますよ。
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まとめ
いかがでしたでしょうか、ストレートエッジを使用するとネックの状態が一目瞭然であることをお伝えしました。
「ビビり」「音詰まり」の悩みで、これからトラスロッドを回そうと考えているなら、まずはネックの状態を確認してからです。
その時に便利な道具がストレートエッジです。
3,000円しないで購入できるものもあります、消耗品ではありませんので、一本持っていると非常に便利です。
私は、現在楽器を5本所有して自分で修理をしたりしています、そのような活動をしている人は必須アイテムかなって思います。
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