サーキュレーターを購入しようか迷っている方はきっと、風を送るなら、扇風機でもよくない?と感じるかたも多いと思います。
結論から申しますと、サーキュレーターと扇風機では、天と地ほどの差があります!
あなたが、もし部屋の空気環境を改善したと考えているのであれば、サーキュレーターの使用をオススメしますよ。
とはいえ……
「空気の循環には扇風機よりサーキュレーターが長けている…..」とは言っても,それって本当か、気になりますよね? そこで、空気環境測定士の私が、検証してみました。
実は建築物環境衛生管理技術者
の資格をもっているのだ!
サーキュレーターと扇風機の違いはこれだ!
サーキュレーターを購入しようか迷っている人は、サーキュレーターと扇風機の違い、気になりませんか? 性能が同等であればサーキュレーターを使用する意味がありませんよね?
例えば、室内の暖房効率を高めたいと考えていて、手持ちの扇風機で暖房効率が高まるなら、サーキュレーターへの追加出費は無駄になりますからね。
ここでの実験で、サキュレーターと扇風機では空気を動かす能力に圧倒的な差があることがわかりました。
結論、「サーキュレーターは部屋の空気を攪拌する能力がある」「扇風機は遠くまで空気を動かすことが出来ない」、以上を解説します!
サーキュレーターとは?
サーキュレーターと扇風機は両方とも風を送る機械になります、サキュレーターの目的は「室内の空気を循環させること」力強い風を送り出すことができる機械になります。
サーキュレーターは暖房時、冷暖房時にエアコンやヒーターなどと併用することで
- 冷暖房の効率化
- 部屋の温度の均一化
- 電気代の節電
- 洗濯物の乾燥
- 換気の効率化
サキュレーターと扇風機の違い、能力差実験
使用資機材は以下のものを使用します。
2015年製の扇風機です。
気流計はSIBATA ISA-79です、空気環境測定で実際に使用しているものになります。
2019年12月4日に購入した、BALMUDA GreenFan Cirqです。
サーキュレーターにしては
高いと思ったが、
今だに壊れていない!
サーキュレーターと扇風機の比較結果
扇風機とBALMUDA GreenFan Cirqサーキュレーターを用意して、6m離れたところに気流計をおいて、扇風機とサーキュレーターを稼働させ、気流を比較することにしました。
扇風機送風強さ | 弱 | 中 | 強 | |
気流計数値 | 反応なし | 反応なし | 0.01~0.02m/s | |
サーキュレーター 送風強さ | 弱 | 中 | 中強 | 強 |
気流計数値 | 0.01~0.07m/s | 0.30m/s | 0.40m/s | 0.50m/s |
- 扇風機の強運転時の気流をサキュレーターは弱運転で起こせる
- サーキュレーターは扇風機より力強い風を起こすことができる
- 扇風機は近距離で風が拡散してしまい遠くまで到達しません。
空気を遠くまで送ることが、サーキュレーターの強みであることがわかりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか、ここでは、サーキュレーターと扇風機の違いを、気流にフォーカスして検証しました。
サーキュレーターはそのほかにもさまざまな用途活躍できる可能性を持っています。
- 空調負担の効率化
- 衣類の乾燥
- 換気
- 観葉植物の衛生的環境
- 部屋の空気溜まりへの空気循環
扇風機のように、穏やかな風で涼む、だけではなく、サーキュレーターは生活を豊かにするための使い方がたくさんありますよ。
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