1万円でプラス1度空気温度が上がり、リビングでの温度差がなくなったら嬉しいですよね?
私もそうですが、赤ちゃんや高齢者と同居していると暖房時の室温は暖かめにしたいと思うものですよね。
実際に、寒さは健康に害があるという統計があるくらいですから。
我が子が新生児の頃、健康チェックにきた保健師に、部屋が寒すぎると指摘をされたことがありました。
現在もハイハイの赤ちゃんと生活していますが、手足が冷たいと心配になったりするものです。
暖房時の寒さ対策を手軽に改善できるものということでサーキュレーターの効果をお伝えします。
サーキュレーターで暖房効率アップ、解決する悩みとは?
暖房時期の室内環境でこのような悩みはありませんか?
- 寒い
- 光熱費
- 温度差
- 乾燥
その他には、
特に赤ちゃんや子供、ペットがいると、空気環境に気を使い、換気をこまめにしたり、
子供がたくさんいれば洗濯物を効率的に乾かしたかったりと….
ここで紹介するのは、サーキュレーターでの暖房効率アップ術ですが、、、
それだけにとどまらず、
サーキュレーターは換気や洗濯物の乾燥にも使用できるすぐれものですよ!
サーキュレーターの効果とは?
自宅で私が検証した、・サーキュレーターを使用した時と・使用していない時の「20畳LDKの天井と床面付近の温度分布」の結果が以下のとおりです。
この表のポイントは、サーキュレーターを切った1時間後とサーキュレーター使用中の比較になります。
サーキュレーターをそもそも使用していない室内環境との比較だと、もっと温度が激しくなることが予測されます。
サーキュレーター 使用中、温度/湿度 | 温度差 湿度差 | ※サーキュレーター なし、温度/湿度 | 温度差 湿度差 | ||
キッチン、 天井付近 床面付近 | 24℃/53% 22℃/58% | 2℃ 5% | 24.5℃/51% 21.5℃/61% | 3℃ 10% | |
エアコン下、天井付近 床面付近 | 24℃/50% 23.5℃/52% | 0.5℃ 2% | 24℃/50% 21.5℃/57% | 2.5℃ 7% | |
和室 天井付近 床面付近 | 24℃/53% 23.5℃/52% | 0.5℃ 1% | 23℃/52% 22.5℃/51% | 0.5℃ 1% | サーキュレーター から一番遠い |
中央 天井付近 床面付近 | 24.5℃/51% 23.5℃/52% | 0.5℃ 1% | 24.5℃/51% 22.5℃/55% | 1.5℃ 4% | |
外気 | 9℃/81% | 雨でした | |||
廊下 | 18.5℃/61% | 空調なし |
【空気環境測定士検証】暖房時ボルネード サーキュレーター 660-JP、使用は効果抜群だった!
室内の温度差が3度以上だと
不快とされています。
サーキュレーターとは?扇風機とは違いますよ。
扇風機で代用したいと思う方もいますよね。
しかし扇風機とサーキュレーターでは効果が違います。
扇風機は穏やかな風で涼むことを目的の機械ですが、サーキュレーターは空気を攪拌することが目的の機械です。
その性能の差は、歴然です。
扇風機で室内の温度差を
改善することはできない!
サーキュレーターの使い方とは?
コンセントを差し込むだけで使用することができるサーキュレーターはまさにお手軽な空調家電です。
- できるだけ部屋の中央にセットして天井に向ける
- 最初の数分間は強運転で空気を動かす
- その後は弱運転OK
それだけです。
サーキュレーターは置き場所が重要だ!
暖房効率にはサーキュレーターがコスパ最高のワケ
電気代が上がっている昨今では、暖房時の電気代が不安ですよね、寒ければエアコンの設定温度を上げていけばよいわけですが、やはり電気代を考えてしまいます。
とはいえ、もっと良いエアコンに買い替えたり、断熱リフォームを検討したりは、高額ですし…….
今の状況に少しプラスするだけで、ほんと簡単で効果的な方法がありますよ。
私もまさかサーキュレーターでこんなに室内が快適になるとは思いませんでしたので。
エアコンの設定温度を上げると電気代はどうなる?
エアコン暖房を1日9時間使用し、設定温度を22度と24度にした場合の電気代を比べてみると、22度設定では約92円、24度設定では約113円でした。このように暖房の設定温度を上げると、電気代も高くなることがわかります。
引用元;アビドレックス株式会社 Avidrex Inc.
例えば、
サーキュレーターによって室内温度が1度上がるまたは、部屋の温度分布の差がなくなったらどうでしょうか?
エアコンの温度設定を上げるよりコスパが良いと言えますよね。
サーキュレーターの電気代とは?
サーキュレーターの電気代は、DCモーターの1時間あたりの電気代は「20W÷1000×31円」ですので、0.62円です。
エアコンは1度の温度調節で、10%程度電気代が削減できます。冷房の場合は温度を1度上げると約13%、暖房の場合は温度を1度下げると約10%節約できます。
引用元;アビドレックス株式会社 Avidrex Inc.
DCモーターのサーキュレーターは電気代が安い、1時間1円に満たないところが使用しても罪悪感がありませんよね。
エアコンの設定温度を上げるまえに、設定温度はそのままでサーキュレーターを使用して部屋の温度を均一にすることで快適になる場合がありますよ。
暖房効率にはサーキュレーターの置き方とスペックが大事
最高に快適な室内環境を手に入れようと思うと、新築で高機密高断熱住宅になると思いますが、なにせ簡単に手に入るものではありませんよね?
そこで、手軽に室内の空気環境を改善できるものでサーキュレーターをおすすめしてきました。
サーキュレーターは部屋の面積によりますが、1万から2万で購入できます。
サーキュレーターは選ぶポイントがあります、是非失敗しない選択をしていただきたいと思います。
サーキュレーターが畳数にあっていない
部屋の空気を循環させるには、部屋の大きさにあったパワーのサーキュレーターを使用しないと、空気が循環しないことが私の検証でわかりました。
サーキュレーターがDCモーターでない
部屋の畳数が大きくなるにつれて、サーキュレーターのパワーも大きくしていかないと空気が循環しません。
サーキュレーターの電気代が高くなっては本末転倒ですよね? そこでオススメする機種はモーターが「DCモーターの機種」です、では気になる電気代の比較ですが……
扇風機を「強」で運転した場合の消費電力の目安は、ACモーターで20~50W程度、DCモーターで10~20W程度となっています。 これに、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している目安の電気料金単価31円/kWh(税込み)を乗じて1時間あたりの電気代を計算してみると、ACモーターが0.62~1.55円、DCモーターが0.31~0.62円です。DCモーターはACモーターの半分の電気代で使用できることが分かります。 例えば、扇風機を毎日10時間使用したとすると1ヶ月で300時間です。これにかかる電気代はACモーターで186~465円、DCモーターで93~186円となります。
引用元;LINEヤフー株式会社
扇風機の例ですが、DCモーターか否かで電気代に2倍近い差が出るのがわかりますよね。
間取りが不利な場合もある
サーキュレーターは全ての環境で、効果が発揮できるとは限りません。
私の経験ではLDKの間取りがL字型であったり、梁やキッチンの換気扇フードなどの、天井から突起、つまり空気の流れを阻害する障害物があると、サーキュレーターでの効果が感じれない場合があります。
是非、サーキュレーターを検討されているなら、空気の流れを阻害するものがないか確認することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか、家庭でリラックスできる環境に整え空気環境は良好な状態にしたいですよね。
空気環境を向上と考えると、エアコン新品に交換やリフォームなどに目が行きがちですが、簡単に・・・1万円から2万円程度できることで、サーキュレーターを使用することで、今よりも快適な環境を手に入れることができますよ。
サーキュレーターは繰り返しになりますが、適切な置き方で、適切なスペックを購入することが大切です。
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