ギターを始めたばかりの人にとって、最初に悩むのが「どのアンプを買うか」という問題。
中でも10W前後のミニアンプは、自宅練習にぴったりのサイズ感と価格で人気があります。
今回はAmazonや楽天で売れ筋となっている定番モデル5機種を取り上げ、それぞれの特徴や価格帯を比較してみました。
Marshall MG10(マーシャル MG10)

Marshallといえばロックの象徴ともいえるブランド。

やっぱりマーシャルのロゴを見るとテンションが上がる!
その中でMG10は、自宅練習に最適なエントリーモデルです。
出力は10Wで、6.5インチのカスタムスピーカーを搭載。
クリーンとオーバードライブの2チャンネルに加え、独特の「Contour」ノブで中域を調整できるのが特徴です。
価格は約10,000円前後で、新品価格はほぼ横並び。中古市場では8,000円前後で取引されることが多く、買ってから売る時も値落ちしにくいのが魅力です。
電源はAC専用なので、自宅練習に特化しています。

電池式と好みが分かれるところ

Fender Frontman 10G(フェンダー フロントマン 10G)

フェンダーはクリーンの美しさで選ぶ人が多いよね
Fenderの定番ミニアンプ。
10W出力に6インチスピーカーを搭載し、クリーンから軽いオーバードライブまで対応します。
操作がシンプルで、初心者でも迷うことなく音作りできる点が好評
。ヘッドホン端子とAUX INを備えており、夜間の練習やスマホからの音源再生にも対応できます。
価格は9,000〜10,000円前後。透明感あるクリーントーンはさすがFenderで、ジャズやポップス中心の練習に向いています。

こちらもAC専用の設計です。

BOSS Katana-Mini(ボス カタナミニ)

小さいのに音作りが本格的!外でも使えるのが強み
BOSS Katanaシリーズの思想を小型化した人気モデル。
出力は7Wですが、ブラウン/クランチ/クリーンの3タイプのサウンド切替に対応し、ディレイエフェクトまで搭載。
しかも単三電池6本で駆動できるので、外に持ち出しての演奏も可能です。
価格は約13,000円前後とやや高めですが、多彩な音色とポータビリティを兼ね備えた万能アンプです。

自宅だけでなく、旅行やセッションのお供にもぴったり。

Blackstar FLY 3(ブラックスター フライ3)

机の上に置けるアンプって新鮮!
わずか3Wという超小型アンプながら、2チャンネル切替と独自のISFコントロールで幅広い音作りが可能。
ステレオ拡張スピーカー(別売)を追加すれば、ちょっとしたオーディオシステムとしても楽しめます。
価格は7,000〜8,000円程度と手頃で、学生や宅録ユーザーに人気。電池駆動が可能なので、夜間練習や出先での使用にも便利です。

小さな見た目に反して、しっかり歪む点も評価されています。

VOX Pathfinder 10(ヴォックス パスファインダー10)

このクラシックな見た目に惹かれる人、多いんだよね
クラシックなVOXデザインをそのまま小型化した10Wアンプ。
2チャンネル(クリーン/オーバードライブ)切替に対応し、シンプルなEQで操作も簡単です
価格は約9,000円前後で安定。VOX特有のきらびやかなクリーントーンはアルペジオやコード弾きに強く、ビートルズやブリティッシュロック好きの人に特におすすめ。

こちらもAC専用で、自宅での使用に向いています。

ギターミニアンプ5機種比較表(電源方式つき)
モデル名 | 出力 | 特徴 | 価格帯 | 電源方式 |
---|---|---|---|---|
Marshall MG10 | 10W | クリーン/OD・Contour搭載 | 約10,000円 | ACアダプターのみ |
Fender Frontman 10G | 10W | シンプル操作・透明感あるクリーン | 約9,000〜10,000円 | ACアダプターのみ |
BOSS Katana-Mini | 7W | 3種類のサウンド・ディレイ搭載・電池駆動可 | 約13,000円 | ACアダプター(別売)/単三電池×6本 |
Blackstar FLY 3 | 3W | 超小型・ISF搭載・ステレオ拡張可 | 約7,000〜8,000円 | ACアダプター(別売)/単三電池×6本 |
VOX Pathfinder 10 | 10W | レトロデザイン・ブリティッシュ系クリーン | 約9,000円 | ACアダプターのみ |
まとめ
ギター初心者が自宅練習用に選びやすいのは 10W前後のミニアンプ です。
今回紹介した Marshall / Fender / BOSS / Blackstar / VOX の5機種は、どれもAmazonや楽天で売れ筋の定番モデルで、それぞれに特徴があります。
- Marshall MG10:ロック感のあるサウンド、Contourノブで中域調整可能。値落ちしにくい。
関連記事→【初心者向けミニアンプ】Marshall MG10の特徴と使い方をわかりやすく解説! - Fender Frontman 10G:シンプル操作でクリーントーンが美しい。ジャズやポップス向き。
- BOSS Katana-Mini:7Wながら多彩な音作り&電池駆動対応。持ち運び用途にも強い。
- Blackstar FLY 3:3Wの超小型。ISFコントロールとステレオ拡張で遊び方が広い。
- VOX Pathfinder 10:クラシックデザイン&ブリティッシュ系のきらびやかなクリーン。
価格帯は 7,000円〜13,000円前後。
電源はAC専用タイプが多いですが、BOSSとBlackstarは電池駆動が可能で、外での演奏や移動用にも便利です。
- 自宅練習だけならMarshall / Fender / VOX
- 持ち運びや外練習も考えるならBOSS / Blackstar
と選ぶと失敗しにくいでしょう。
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