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ギターリペア用ハンダごて太洋電気産業(goot)はなぜ人気なのか?HAKKOと比較

HAKKOと太洋電気産業 楽器リペア

私のブログではギターリペア用ハンダごてをいくつか紹介しています。

ブログ経由でハンダごてを購入されるかたの傾向で太洋電気産業(goot)を選択される方が大変多いので、今回、HAKKO RED 502とgoot KS-40R、どちらも40Wの商品の比較をしたいと思います。

太洋電気産業は、1000円程度で買えるシンプルなモデルのgoot KS-40Rを購入されるかたが非常に多いです。

レノックス
レノックス

どちらも1000円ほど

ボニー
ボニー

温度調節機能が付いていないシンプルなモデル。

では早速スペックから解説します。

ギターに使用するなら40Wで十分ですよ。

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【1000円クラスの定番商品】ギターリペアにおすすめのハンダごて:HAKKO 30W vs 60W

HAKKOと太洋電気産業、スペックから比較

はんだごて

HAKKO RED 502とgoot KS-40Rですが、値段的には太洋電気産業のgoot KS-40Rのほうが1割ほど安いです。

これで同スペックであればわざわざHAKKOを購入する必要はないわけです。

ボニー
ボニー

デザインで好みが分かれるのは仕方がありませんが。

どっちを選ぶか?商品の特徴や性能が大事になります。

項目goot KS-40RHAKKO RED 502
消費電力40W40W
最高温度約515℃非公開(一般的に同等)
ヒーターニクロムヒーターニクロムヒーター(特殊二重構造)
こて先R-48BC(Φ4mm)502-T(Φ4×70mm)
全長205mm207mm
重量約45g(コード除く)約65g(コード除く)
付属品こて先(R-48BC)こて先(502-T)、簡易こて台
価格(税込)¥1,210¥1,430
goot KS-40RとHAKKO RED 502の比較表

上記の比較表では、スペック的にはどちらも大差ない気がします。

大きな違いは200円程度の差で、簡易こて台が付属しているのかどうか?ではないかと思います。

その他では、HAKKOはヒーター寿命を延ばす特殊二重構造ヒーターが特徴です。

ボニー
ボニー

HAKKOのほうがサービスがよく長く使えそうな気がします。

レノックス
レノックス

200円差がありますからね。

とはいえgoot KS-40R も十分な使用に耐えるスペックです。

【商品スペック】goot KS-40R の特徴

太洋電気産業goot KS-40R の特徴は以下のとおりです。

  • 軽量設計:約45gと軽く、長時間の作業でも手が疲れにくい。
  • 高品質こて先:「レッドチップ」は銅素材に鉄メッキとアルミ溶射を施し、耐久性が高い。
  • 交換部品の入手容易:こて先やヒーターなどの交換部品が豊富に流通している。

【商品スペック】HAKKO RED 502 の特徴

HAKKO RED 502の商品特徴は以下のとおりです。

  • 特殊二重構造ヒーター:ヒーター寿命を延ばす設計で、耐久性に優れる。
  • 耐蝕鉄めっきこて先:こて先の寿命が長く、メンテナンスの手間が少ない。
  • 簡易こて台付属:作業時の安全性と利便性が向上。

HAKKOと太洋電気産業のブランド特徴

商品の特徴を前述しましたが、ブランドもきになるところだと思います。

ギター、家選び、ファッションでもそうですが、商品よりもブランドを重視する方もいらっしゃいます。

ここでは、HAKKOと太洋電気産業のブランドを解説します。

【ブランド】HAKKO(白光)の特徴

長所

  • 信頼性と実績が高い:業務用としても使われることが多く、安定した品質。
  • 交換部品の入手が容易:こて先やヒーターなど、消耗部品が豊富に流通。
  • 温度安定性が優秀:温調付きモデル(例:FX-600など)は高性能。
  • グリップが握りやすく、長時間作業に向いている:人間工学に基づいた設計。

短所

  • 若干価格が高め(ただし耐久性を考えるとコスパは良好)。
  • 入門用としてはオーバースペックなことも。
ボニー
ボニー

確かにオーバースペック

【ブランド】太洋電気産業の特徴

長所

  • コストパフォーマンスが高い:安価ながらしっかり使える。
  • 日本製モデルも多く、品質は悪くない
  • シンプルで扱いやすい:特に趣味用途や入門用に適している。

短所

  • 温度調整機能の精度がやや劣るモデルもある。
  • 高温時の安定性にばらつきがある場合がある(モデルによる)。

あとは見た目の問題かと思います

HAKKOは赤色の商品と、太洋電気産業は青色の商品ですので、両極端でカラーにより好みがわかれとも考えられます。

モデル名グリップカラー印象
goot KS-40R青(ネイビーブルー系)クールで落ち着いた印象
HAKKO RED 502赤(ビビッドレッド)工具らしい強めの存在感

個人的には、HAKKO RED 502のほうがプロっぽい印象を持ちます。

goot KS-40Rは軽作業用という感じがします。

本当のランニングコスト、HAKKO RED 502 vs goot KS-40R

長く使える商品を選びたいとランニングコストを重視される方に、もう1つ重要な要素でコテ先の交換コストも考慮する必要がありますよね。

以下の表にまとめてみました。

比較項目HAKKO RED 502goot KS-40R
コテ先価格帯約400〜600円約350〜550円(やや安め)
コテ先の種類標準的豊富(形状バリエーション多め)
交換のしやすさ○(ネジ式)○(ネジ式)
入手性(コテ先)△(通販中心)◎(ホームセンターでも入手しやすい)
ホームセンター取扱い△(一部店舗のみ)◎(多くの店舗で定番商品)
おすすめポイント信頼性・安定性重視の人にコスパ・入手性・手軽さ重視の人に

ランニングコストから考えると両者の違いは、おおよそ以下のとおりになります。

コテ先交換のコスパ・入手のしやすさで選ぶなら:
 👉 goot KS-40R が優位

ボニー
ボニー

交換パーツがホームセンターで手に入るの嬉しい

HAKKO RED 502は信頼のブランドだが、一般店舗での流通は限定的。
 👉 通販での購入がメイン。

という結果になりました。

HAKKOを選択するなら購入時に交換用コテ先を一緒に購入することで余計な送料などのコストを抑えることができます。

ボニー
ボニー

交換する時がくるからね

まとめ結論:どちらを選ぶべきか?

  • 本格的に電子工作やリペアを継続していきたい場合
    HAKKO製をおすすめ。特にFX-600は価格と性能のバランスが非常に良く、こて先も豊富。
  • 時々しか使わない・予算を抑えたい場合
    太洋電気産業のスタンダードなモデルでも十分。

といった感じです。

goot KS-40Rを購入するときは、別途コテ台は必要になりますよ。

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