最近のギターアンプ、ちょっと多機能すぎませんか?
リバーブ、モジュレーション、プリセット、Bluetooth接続……。
確かに便利ですが、パンクやオルタナをやりたい人にとっては「いらない機能」も多いですよね。
アンプ直結こそ美徳。
そんなあなたにこそおすすめしたいのが、Marshall MG10。

ツマミが少ない。設定がシンプル。

でも音は、間違いなく“Marshall”。
バンドサウンド=ギター、ベース、ドラム、ボーカルのみのサウンドが好きな、過剰表現が嫌いな人に刺さるアンプです。
Marshall MG10は“潔くシンプル”な設計

Marshall MG10 のツマミはたったの3つ。
- GAIN(歪みの量)
- VOLUME(音量)
- CONTOUR(中域のキャラクター)
あとはクリーン/オーバードライブの切り替えスイッチ。
以上、終わり。
他のアンプにありがちな「どのツマミをいじればいいかわからない」問題とは無縁です。

テレキャスターを指せばテレキャスターの音しかでません。
当たり前ですが、そんなアンプです。
つまみが少ない=個性がないアンプではなく、逆に個性が出過ぎるアンプとも言えます。

“荒さ”をそのまま鳴らせる
MG10の魅力は、音が“綺麗すぎない”ところ。
歪ませても音が潰れすぎず、ピッキングの強弱がそのまま出る。
たとえば、
- Nirvana の『Bleach』期のようなざらついたドライブ
- Sex Pistols や The Clash のような爆発的な中音域
- The Strokes のローファイなガレージトーン
こうした「荒っぽいけどカッコいい音」が、MG10だと簡単に出せます。
アンプの中で音を“作る”のではなく、ギターそのももの音を再現するためにMarshall MG10に突っ込むという感じですね。
Marshall MG10機能が少ない=迷わない=練習に集中できる

シンプルな構造は、実は練習にも最適です。
音作りに時間を取られず、コードストロークやリフ練習に集中できる。
「アンプの設定を触りすぎて、結局1時間練習してない」そんな経験、ありませんか?
MG10なら、電源を入れて3秒で練習開始。
“鳴らす時間”が圧倒的に増えます。
機能が少ないと言いましたが、練習するための最低限の機能は揃っています。

ヘッドホン練習にも対応
深夜でも練習できるように、ヘッドホン出力端子も搭載。
家族が寝ている時間でも、思う存分マーシャルサウンドを楽しめます。
AUX IN端子にスマホを繋げば、バッキングに合わせて練習も可能。
Marshall MG10こんな人には向かないかも

- 空間系エフェクトを多用したい人
- クリーンでジャズ/ポップスを弾く人
- プリセットで音作りを楽しみたい人
MG10は、あくまで“歪みで鳴らすロックアンプ”。
細かい音作りよりも「勢いで弾く人」にフィットします。
Marshall MG10こんな人におすすめ
- アンプ直でガツンと鳴らしたい
- 自宅で“生のロックサウンド”を出したい
- 小型でもマーシャルらしい音がほしい
- 多機能アンプに飽き飽きした人
まとめ
Marshall MG10 は、「シンプルであること」が最大の魅力です。
ツマミ3つで鳴らせる。
余計なエフェクトはいらない。
部屋の中でも、マーシャルらしいドライブが楽しめる。
パンクやオルタナの「荒くて格好いい音」を求めるなら、これ以上シンプルで本質的なアンプはありません。

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