このページではOvation 6768 Elite Standardの紹介をします。
Ovation 6768 Elite Standard とは?
モデル概要
- カテゴリ:エレアコギター(エレクトリック・アコースティックギター)
- シリーズ:Eliteグレードの「Standard」モデルに該当します。EliteシリーズはCelebrity(エントリー)より上位に位置し、仕上げや材質のグレードが向上したシリーズです
特徴的な構造と素材
- ディープボウルバック:オベーションならではの丸型ボディは、リラコード(ガラス繊維強化プラスチック)で形成されており、軽量かつ高強度、かつ音響効果の面で優れた設計
- リーフホール:トップ面にはリーフ型の複数サウンドホールが配置され、これが独特な見た目と音響設計の両方に寄与。ハウリング対策や音の拡散に貢献しています
木材・スペック
- トップ板:スプルース製で、通常の音響性能を担います
- プリアンプ:FET-3搭載で、ボリューム1つ・BASS・MID・TREBLEの3バンドEQを備え、アンプ出力時には24dBの調整が可能でライブやレコーディングにも対応します
- ペグ:ドイツ製 Schaller(シャーラー)を装備している場合があります
音質・演奏性について
- サウンド傾向:ディープボウルとスプルーストップが組み合わさって、「太く豊かなローミッド」「ふくよか」なOvationサウンドが得られます
- ライブ向き性能:リーフホール構造とFET-3によるフィードバック抑制と操作性の高さから、ステージパフォーマンスや録音現場でも頼りになる設計です
- 演奏性:有名な記事によると、オベーションの音は“アコギでもエレキでもない、オベーション独自の音”として評価されており、バンド中でも抜けが良く、アンプでの使用にも非常にマッチすると言われています
メリットと注意点
メリット | 注意点 |
---|---|
軽量で頑丈なラウンドバック | 一部では「弾きにくい」「独特で好みが分かれる」との声も |
アンプ対応が容易で、ハウリングに強い設計 | 見た目や音の個性を好むかどうかが肝心 |
明瞭なサウンド、3バンドEQによる細かい音作りが可能 | Vintageモデルゆえにメンテナンスが必要な場合もある(中古個体情報参照) |
市場状況・中古価格の目安
日本国内の中古市場では、販売時の状態や店舗によって価格は異なりますが、参考情報として以下があります:
- FutureWorld(関西):1995年製で状態良好、本体84,000円(税込)
- イシバシ楽器(心斎橋店):中古ランクB+、87,800円(税込)
- デジマート新宿店掲載:Cherry Sunburst仕様、中古ランクB、87,800円(税込)
※USA製オベーションは2014年の米国工場閉鎖以降、人気と希少性が高まっているため、今後価値が変わる可能性があります
まとめ
「Ovation 6768 Elite Standard」は、オベーションらしい設計要素(ディープボウル、リーフホール、FET-3)を存分に備えた1990年代のUSA製、上位グレードのエレアコです。
ライブや録音にも強く、独特で存在感あるサウンドを求める方には非常に魅力的なモデルです。
出品中のギターコンディション
ハードオフで中古で手に入れた商品になります。
所有して10年ほどになるかと思います。
個人的にはとても弾きやすい状態です。
販売中のオベーションを確認
ボディトップの状態

ボディトップに膨らみがあります。
使用による傷が多数あります。

ネックの状態

ネックは僅かに順反りの状態でベストコンディションです。
トラスロッドは一度も回していません。

ナットの状態

ナット溝はフレットより高い状態で、十分高さがある状態です。
弦高

- 6弦 2.25~2.5
- 1弦 1.75~2
アコギの標準的な状態です。


サウンド
電気系統も問題なく作動しています。

コメント