ギター弦を探していると、必ず目に入るPLAYTECH(プレイテック)の異常とも言える価格。
- 3セットでこの値段?
- 有名ブランドの半額以下…
- しかも「サウンドハウスでしか買えない」
「安すぎて逆に不安」そう感じて検索してきた方も多いはずです。
さらに最近は、

PLAYTECH弦、アーニーボールくらい柔らかいって聞いたけど本当?」
という声もよく見かけます。
この記事では、格安弦を検討しているユーザーが本当に知りたいポイントだけに絞って、
- PLAYTECH弦の正体
- 口コミの傾向
- 音・耐久性・柔らかさの真相
- 向いている人/向いていない人
を、実用目線で解説します。
PLAYTECH(プレイテック)とは?どこのメーカー?
PLAYTECHは、サウンドハウスのプライベートブランドです。
ここが重要で、
- 自社企画・大量生産
- 中間マージン(代理店・広告費)を極力カット
- 価格に全振りできる構造
つまり、

「安かろう悪かろう」ではなく、
安くできる理由が最初から明確なブランド
ということ。
有名アーティストの広告費やブランド維持コストを背負っていない分、弦そのものにコストを集中できる仕組みです。
PLAYTECH弦は「サウンドハウスでしか買えない」けど大丈夫?
私は弦はもっぱらアマゾンで購入していました、サウンドハウスで購入する習慣がなかったのですが、愛用のフェニックス弦が値上がりしてしまったため方向転換を余儀なくされました。
アマゾンユーザーからするとサウンドハウスの購入で送料などで単価は安いけど結局お高くつくのでは?と思ってしまいますよね。
そのへんは記事後半で解説しています。
品質に関しては、結論から言うと、品質面の不安に直結する要素ではありません。
理由は3つあります。
① 流通を絞っているだけ
PLAYTECHは
「どこでも売る」戦略を取っていません。
- 楽器専門ECに集中
- 在庫回転が早い
- 長期滞留による劣化リスクが低い
格安弦ほど保管状態の方が重要なので、これはむしろメリットです。
② 初期不良時の対応が明確
サウンドハウスは初期不良・返品対応が早いことで有名。
- 弦が切れていた
- 不良があった
こうした格安弦で一番怖いトラブルも、対応フローがはっきりしているのは安心材料です。
③ そもそも弦は「消耗品」
弦は、
- 長期保存するものではない
- 高級弦でも当たり外れがある
という消耗パーツ。
この前提を考えると、

「どこで買えるか」より
「気兼ねなく使い切れる価格か」
の方が重要です。
PLAYTECH弦の口コミは本当?安いけど評判は悪くない?
PLAYTECH弦の口コミを総合すると、極端な高評価・低評価が少ないのが特徴です。
よく見かける評価傾向
ポジティブ寄り
- 普通に使える
- チューニング安定が早い
- コスパはかなり良い
- 練習用には十分すぎる
注意点として挙がる声
- 高級弦と比べると寿命は短め
- 張りたての鳴りは控えめ
重要なのは、価格を理解したうえでの評価がほとんどという点。
「値段の割に悪くない」ではなく、「用途が合えばかなり合理的」というニュアンスが多い印象です。
※本記事では、アフィリエイト配慮のため個別レビューの転載や断定表現は行っていません。
PLAYTECH弦の商品一覧|エレキ・アコギ・ベース・お得な3セット
PLAYTECH弦は種類が多すぎないため、用途別に選びやすいのも特徴です。
ここでは、「これを選んでおけば失敗しにくい」代表的なラインナップをカテゴリ別にまとめます。
エレキギター用 PLAYTECH弦
最も利用者が多い定番カテゴリです。
主な特徴
- ニッケルワウンド系
- クセの少ない音
- テンション感が極端でない
よく選ばれるゲージ
- 009-042(ライト)
- 010-046(レギュラー)
ロック・ポップス・宅録・練習用まで幅広く対応。

アーニーボール系を普段使っている人でも、
違和感が出にくいゲージ感です。
【お得】エレキギター弦 3セットパック
PLAYTECH弦の真価が一番わかりやすいのが3セット売りです。
3セットパックのメリット
- 1セットあたりの単価がかなり下がる
- 弦交換をためらわなくなる
- 練習量を落とさずに済む
特に、
- 毎日触るギター
- チューニング確認用
- サブギター
には、3セット前提で持っておくとかなり合理的です。
サウンドハウスを確認する
アコースティックギター用 PLAYTECH弦
アコギ用もラインナップされています。
主な特徴
- フォスファーブロンズ系が中心
- 変な鳴り癖が少ない
- 張りたてのギラつきが控えめ
おすすめの用途
- ストローク中心
- 自宅練習
- 録音でEQ前提
こういった用途では価格以上に扱いやすい印象。
サウンドハウスを確認する
ベース用 PLAYTECH弦
ベース弦も、「消耗品として割り切る人」向けの設計です。
向いている用途
- 練習用
- サブベース
- スタジオ常設用
派手なキャラクターはありませんが、音作りの基準にしやすいフラットな傾向。
サウンドハウスを確認する
クラシックギター(ナイロン弦)も選択肢あり
ナイロン弦タイプも展開されています。
- 自宅練習用
- 初心者用
- 張り替え頻度が高い人
には、価格面でかなり助かる選択肢です。
サウンドハウスを確認する
どれを選べばいい?迷ったときのおすすめ基準
迷ったら👇でOKです。
- エレキ
→ 普段使っているゲージと同じ - アコギ
→ ライトゲージ寄り - 練習・消耗前提
→ 3セットパック
PLAYTECH弦は「冒険する弦」ではなく「基準にする弦」。
ゲージを変えて音作りするより、弦交換頻度を上げる方向のほうが結果的に演奏しやすくなります。

PLAYTECH弦は、音を作り込むための弦というより
「気兼ねなく交換できる基準弦」。
特に3セットパックは、練習量を落としたくない人ほど恩恵が大きいです。
PLAYTECH弦は本当に柔らかい?アーニーボールと比べてどう?
ここが一番よく検索されているポイントです。
結論から言うと、

PLAYTECH弦はアーニーボールと同一ではないが、
「柔らかく感じる条件」は揃っている
という立ち位置。
なぜ「柔らかい」と感じる人が多いのか?
① テンションが極端ではない
PLAYTECH弦は、高テンション寄りでも低テンション特化でもなく、かなりニュートラルな設計。
そのため、
- チョーキング
- ビブラート
- 押弦
で、必要以上に硬さを感じにくい。
② 巻き線の摩擦感が少なめ
巻き線のザラつきが強すぎず、指への引っかかりが少ない。
これが、実際のテンション以上に「楽に弾ける」感覚を生みます。
③ 張りたての音が落ち着いている
ギラつきが少なく、高音が暴れにくい。
この特性は指が弦に負けている感覚を減らすため、「柔らかい」「弾きやすい」という印象につながります。
アーニーボールとの違い
似ている点
- テンション感が極端でない
- チョーキングしやすい
- 初心者でも違和感が出にくい
違う点
- 弦寿命
- 音の太さの持続
- 弾き込んだ後の安定感

張りたて〜短期使用では近い
長期使用では差が出る
ここを混同している口コミが多いのが実情です。
PLAYTECH弦の音・耐久性は正直どう?
音質
- クセが少ない
- ハイが暴れない
- 録音・宅録でも扱いやすい

「音が悪い」というより
誇張がなく、基準にしやすい音。
耐久性
- コーティング弦よりは短い
- ただし極端に切れやすいわけではない
ここがポイント

1セットを長く使うなら高級弦
こまめに張り替えるならPLAYTECH
という明確な使い分け。
こんな人にはPLAYTECH弦が向いている
- 練習量が多い
- 弦交換を我慢したくない
- チューニング・セットアップ確認用
- サブギター用
- 弦代を抑えて他にお金を回したい
特に「弦が切れるのが怖くて練習量が減る人」には、精神的コスパもかなり高い選択肢です。
サウンドハウスを確認するAmazonと比較|サウンドハウスの送料ルールはお得?損?
結論から言うと、買い方次第で「お得にも損にもなる」のがサウンドハウスです。
Amazonの場合
- 多くの弦は1セットから送料無料(プライム)
- 価格はやや高めでも、少量購入では分かりやすく安心
- 「とりあえず今すぐ1セット欲しい」人向け
サウンドハウスの場合
サウンドハウスでは、公式サイトで以下のように案内されています。
「1回のご注文金額が2,000円(税込)未満の場合、送料がかかります。2,000円(税込)以上のご注文で送料無料となります。」
引用元;サウンドハウス
このため、弦を1セットだけ購入すると送料が発生し、結果的に割高になることがあります。
一方で、
- 弦を2~3セットまとめ買い
- ピックやクロスなどの消耗品と同時購入
といった形で合計2,000円以上にすれば送料無料になるため、1セットあたりの価格はAmazonより安くなるケースが多いのが特徴です。
どちらが向いている?
- 1セットだけ・急ぎ → Amazon
- 定期的に弦交換する・まとめ買い → サウンドハウス
「安い弦を安く買う」には、送料ルールを理解したうえで使うことが重要です。
サウンドハウスを確認する逆に向いていない人は?
- 1セットを何ヶ月も使いたい
- コーティング弦の感触が必須
- 弦そのもので音作りを完結させたい
この場合は、有名ブランドの上位モデルの方が満足度は高いでしょう。
まとめ
PLAYTECH弦は、
- 激安
- 普通に使える
- 変なクセがない
という意味で、
消耗品として非常に完成度が高い弦です。
高級弦の代わりではありません。
しかし、格安弦を検討しているなら、一度は試しておいて損はありません。
弦は音を良くする前に、まず「練習量を確保するための道具」。
張り替えを我慢しなくていい価格帯という点で、PLAYTECH弦はかなり現実的な選択肢です。
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