ストラトキャスターでよくあるトラブルのひとつがノイズ問題です。
- ジーというハムノイズが大きい
- 弦に触るとノイズが減る
- 触ると逆にノイズが増える
こうした症状の原因として多いのが、ブリッジアースの不良です。
しかし、アースは見た目では判断できません。
そこで役に立つのがテスター(導通チェック)です。
この記事では、初心者でもできるストラトのブリッジアース確認方法を解説します。
レスポールは→【弦を触ってもノイズが消えない?】レスポールのブリッジアース導通を確認する方法
ストラトのブリッジアースとは
ストラトキャスターでは、弦やブリッジがアース(GND)に接続されています。
そもそもアースとは→【初心者向け】ギター配線の謎、ホット・コールドそしてアースとは?働く細胞的解釈
基本的なアース経路は次のようになっています。
弦
↓
ブリッジ
↓
アース線
↓
ポット裏
↓
ジャックGND
↓
アンプ
このアースが正常に機能していることで、
- ノイズの低減
- 演奏時の静電気対策
が行われています。
もしこのアースが切れていると、ノイズが大きくなる原因になります。
ブリッジアースが切れると起こる症状
ブリッジアースが正常でない場合、次のような症状が出ることがあります。
弦に触るとノイズが減る
これは正常な状態です。
弦がアースに接続されているため、体がシールドの役割をしてノイズが減ります。
弦に触るとノイズが増える
この場合はブリッジアース不良の可能性があります。
弦がアースに接続されていない可能性があります。
常にノイズが大きい
次のような原因が考えられます。
- ブリッジアース断線
- ポット裏のハンダ外れ
- ジャック接触不良
このような問題を調べるのに役立つのがテスターです。
テスターでブリッジアースを確認する方法
テスターを使うと、弦とアースが繋がっているか簡単に確認できます。
3分もあれば確認できるので、ノイズが気になる場合はぜひ試してみてください!
用意するもの
- デジタルテスター(アナログでもOK)
- シールドケーブル
- ギター
テスターは安価なものでも問題ありません。
導通チェック機能があれば十分です。
ギターの配線チェックをするなら、1台持っておくと非常に便利な工具です。
記事の最後にはAmazonで売れているテスターをまとめました。
確認手順
私はアナログテスターをしようしています。
アナログのメリットは電流系の針の挙動で正常、異常の判断に役立つことです。
導通の確認であれば、デジタルでもアナログでもどちらでもOKです→【アナログ vs デジタルテスター】ギター用にはどちらが最適?初心者でも失敗しないテスター選び
① テスターを導通モードにする

テスターのダイヤルを導通チェック(ブザー)モードに設定します。
導通している場合、ピッと音が鳴るモードです。
導通モードがあるテスターを購入しましょう、
② シールドをギターに挿す

ギターのジャックにシールドを挿します。
③ テスターを当てる
テスターの赤と黒の先端を次の場所に当てます。
- シールドの外側(GND)
- 弦 または ブリッジ


写真ではワニクリップを使用しています、これがあると手を離すことができます!
④ 導通を確認する
結果は次の通りです。
- 音が鳴る → アース正常
- 鳴らない → ブリッジアース不良
この方法で、弦がアースに接続されているか確認できます。
トレモロ付きストラトのアース構造
トレモロ付きストラトでは、ブリッジアースは次のような構造になっています。
ブリッジ
↓
トレモロスプリング
↓
アース線
↓
ポット裏
スプリングキャビティにあるアース線が、スプリングまたはクローに接触しています。
この部分が外れていると、弦アースが機能しません。
トレモロなしギターのブリッジアース確認方法
ハードテイルストラトやテレキャスターでは、アース構造が少し違います。
多くの場合、ブリッジプレートの下にアース線が挟まっています。
構造は次の通りです。
ブリッジ
↓
ブリッジ下のアース線
↓
ポット裏
↓
ジャックGND
- シールドGND
- 弦またはブリッジ
の導通をテスターで確認します。
導通しない場合の原因
テスターで導通が確認できない場合、次の原因が考えられます。
アース線の断線
ストラトでは、スプリングキャビティのアース線が外れていることがあります。
アース線の修理にはハンダを使います、自分で修理したい方は→【完全ガイド】ギター配線で「1箇所だけ」半田付けしたい。必要な温度・コツ・おすすめ工具までまとめて解説
ハンダ外れ
ポット裏のハンダが外れている場合もあります。
ギターの配線トラブルでは比較的よくあるケースです。
ブリッジ接触不良
ハードテイルギターでは、ブリッジ下のアース線の接触が悪くなることがあります。
ギターDIYではテスターが非常に便利
テスターがあると、次のようなトラブルを簡単に確認できます。
- アース確認
- ジャックの接触不良→【図解あり】レスポールのプラグジャック断線修理方法|音が出ないときの対処法
- ポット故障→ギターリペア、テレキャスターの音がでない。ポッド故障?テスターでチェック、自分でやればコスパ最高
- 配線ミス
ギターの配線作業をする人にとって、最もコスパの良い工具のひとつです。
まとめ
ストラトキャスターのノイズ対策では、まずブリッジアースの確認が重要です。
テスターを使えば
- 弦
- ブリッジ
- シールドGND
が繋がっているか簡単に確認できます。
ノイズが気になる場合は、まず
「弦とシールドのGNDが導通しているか」
チェックしてみてください。
ハンダで修理を考えている場合、是非こちらも一読ください→【ハンダ作業】ギターパーツごとの“最適温度”一覧と設定温度の正解は?リペア初心者でも失敗しない基準を解説
迷ったらこれがおすすめ、アマゾン売れ筋テスター
以下で紹介するテスターは、導通・断線チェックが正確にできるうえ、コスパも優秀です。
ギター修理や配線の確認を始めたい方は、まずこの中から選べば間違いありません。
デジタルテスター売れ筋
| メーカー | 商品名 | 型番 | 参考価格(税込) | 1か月の売上件数(目安) | 主な特徴・備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| OHM(オーム電機) | 普及型デジタルテスター(大型ロータリースイッチ) | TST-KJ830(08-1288) | 1,300円 | 3000点 | トランジスタチェック機能付き。初心者でも扱いやすい定番モデル。 |
| HIOKI(日置電機) | 日置電機 3244-60 ( テスター デジタルマルチメーター DMM ) カードハイテスタ 日本製 電圧 抵抗 導通 電気 測定 小型 | 3244-60 | 4,509円 | 900点 | 日本製の高精度テスター。薄型・軽量で携帯性に優れる。 |
| TESMEN | TESMEN TM-510 テスター 、4000カウント デジタル 小型 マルチメーター、スマート測定オートレンジ、非接触電圧検知機能付き、 AC/DC電圧計 抵抗 連続性 – グリーン | TM-510 | 1,799円 | 800点 | 4000カウント表示、オートレンジ・非接触電圧検知機能付き。 |
| AstroAI | 6000カウント テスター デジタル マルチメーター オートレンジ 電圧 電流 真の実効値 抵抗 連続性 静電容量 周波数 電圧計 ダイオード トランジスタ 温度測定テスター 手動 自動モード | 6000カウントモデル | 3,799円 | 500点 | 真の実効値(True RMS)対応。静電容量・周波数測定も可能。 |
アナログテスターのおすすめ
| メーカー | 商品名 | 型番 / 品番 | 参考価格(税込) | 1か月の売上件数(目安) | 主な仕様・特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ELPA(エルパ/朝日電器) | アナログテスター | EAT-02NB | 1,782円 | 100点 | 導通チェックブザー付き ミラー付き目盛板・テストリード保護キャップ付き |
| OHM(オーム電機) | アナログテスター 多機能タイプ | TST-AN501(品番 08-1286) | 1,473円 | 50点 |
デジタルとアナログの違いまとめ
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| デジタル | 数値が正確・見やすい・ブザー付きが多い | 初心者・正確に測定したい人 |
| アナログ | 針の動きで変化が直感的に分かる | 慣れている人・感覚的に確認したい人 |
ギターリペアではワニクリップが必須です、合わせて購入をおすすめしますよ。

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