酸性ヌリッパーのメリットとデメリット、掃除のプロが教える使い方ガイド

酸性ヌリッパーは、水回りの頑固な汚れを効果的に落とす強力な酸性洗剤です。

これをギターにも応用できると考えました。

ペグやブリッジなどの錆部分で試したところすばらしい結果がでました。

酸性ヌリッパーですが、

掃除のプロが多く、「お風呂、トイレ、シンクなどの水回り清掃」に使用しています。

その理由は、

酸性ヌリッパーは他の酸性洗剤にはない、安全性です。

この記事では「酸性ヌリッパーの”スゴイところ”」を解説していきます。

酸性ヌリッパーがなぜおすすめか？その特徴と効果

酸性ヌリッパーをギターの汚れ落としにも応用できると考えたのは、ビルメンテナンス業の経験からです。

ビルメンテナンス業で、一番のリスクは、お客様の備品などを清掃に使用する洗剤などで痛める行為です。

ですので、

使用する洗剤やパッドなどは、厳選したものを使用しています。

その経験から、この酸性ヌリッパーは大切なギターにも応用できるおすすめ洗剤です。

今回は酸性ヌリッパーの特徴は以下のとおりです。

ヌリッパーが唯一無二の理由

一番の特徴は酸性洗剤でありながら、その名の通り塗り置きができるということです！

つまり、掃除の手間は最小限でありながら、建材を痛めることがない。

「塗り置きできる」、これは酸性洗剤としては画期的です。

マニアックな話ですが、酸性洗剤は使い方が非常に難しく、場合によっては建材を痛める可能性が十分あるのです・・・。

酸性ヌリッパーは使い方が簡単で失敗しない洗剤で、非常に安全な酸性洗剤ということです。

強力な洗浄力

使用できる汚れは錆汚れだけではありません！

これ一本もっていれば、家中の水回り中心の汚れを効果的にクリーニングができます。

多用途

お風呂、トイレ、シンクなど、水回りの様々な場所で使用できます。

日常清掃で使用するよりも、汚れが蓄積してからの特別清掃として使うことがおすすめです。

安全性

上記の画像は、ヌリッパー３倍の希釈液に1時間つけたスライドバーの画像です。

スチール製ですが、酸性洗剤に長時間つけても、変色しません。

酸性ヌリッパーは強力な酸性洗剤でありながら、素材に優しく、初心者でも扱いやすい。

サンポールを使用したことがあるかたはご存知かと思うのですが、洗浄力がすごくないですか？

しかし、サンポールは建材を痛める可能性が高い洗剤です。

私もそれで失敗して大変な思いをしたことがあります。

ヌリッパーはサンポールの安全版だと認識してOKです。

塗り置き可能

先ほどの繰り返しになりますが

通常の酸性洗剤と異なり、長時間の塗り置きが可能、素材を傷めにくいのが特徴です。

ですので、汚れ落としに労働力が不要です。

隙間時間につけているだけで綺麗になります。

人力で擦っておとすとなると、その作業につきっきりになりますよね？

正直、社会人になればなるほど、時間は限られていきます。

汚れは、擦ることなく落とせるがベストですよね！

刺激臭が少ない

ツンとした刺激臭がなく、使用時の不快感が少ないです。

とはいいますが、サンポールに似た特有の匂いがあります。

ヌリッパーの使用方法

ヌリッパーの使用方法は至って簡単。

ギターパーツ使用時の注意点

洗浄するパーツに塗装部分がある場合、塗装が剥げる可能性があります。

以下を確認してから作業を始めてください。

クエン酸の方が反応が緩やかなので、クエン酸を使用してサビが落ちなければ酸性ヌリッパーを使用してください。

その他素材での注意点

• FRP素材への長時間の塗り置きは避けてください。

• 天然石全般、粘着剤つき印刷化粧板フィルムには使用できません。

石材に使用するときは、その材質をよく確認してから使用することが失敗しないポイントです。

• 他の酸性洗剤と同様に、塩素系洗剤と混ぜると有毒ガスが発生する危険があるので、絶対に混ぜないでください。

これはよく知られている。

酸性ヌリッパーは、その効果的な洗浄力と安全性から、家庭での水回り清掃に大変適した製品です。

従来の酸性洗剤と比べて使いやすく、プロも認める洗浄効果で、頑固な水垢も簡単に落とすことができます。

まとめ

ギターのパーツクリーニングだけで、ヌリッパーを一本買うのはね・・・・ってかたも、家の水回りの清掃って絶対にするじゃないですか？

とくに、年末とか「念入りにって掃除する日」が、必ずと言っていいほどありますよね？

そんな時に活躍するのがヌリッパーです。

新築などで、建材を痛めたくないが、汚れを落としたいと考えている人には、特におすすめできる洗剤です。