昨今の物価高で通信費を削減できればとずっと考えていました。
スマホはずっと楽天ユーザーで、職場の空き時間にテザリングでPCをインターネットに繋ぎ副業などをしています。

テザリングが自由にできる楽天モバイルを長らく運用しています。
で、思ったのは固定回線「要らなくない?」という疑問。
実際に固定回線(ソフトバンク光回線)を解約してテザリングだけで、38坪7人家族で生活してみました。

通信費は7000円から3280円になりました
我が家は建坪もそれなりの広さです。
テザリングで8台の端末がインターネットに不自由なく接続できるのか?不安でしたが接続に関しては、案外問題ありませんでした。
以下が我が家のインターネット端末の使用状況です。
場所 | 利用者 | 端末名 | 用途 |
1F LDK | 妻 | スマホ | 動画閲覧と連絡LINEなど |
小学生1 | Nintendo Switch | ゲーム | |
保育園1 | スマホ | 動画視聴 | |
保育園2 | iPad | 動画視聴 | |
2F 子供部屋 | 中学生 | スマホ | 動画視聴 |
PC | ZOOM | ||
小学生2 | Nintendo Switch | ゲーム | |
3F 屋根裏 | 私 | PC | ブログ更新 |
音楽作成 | |||
動画編集 |
テザリング生活の後、現在の我が家は光回線を解約して、Rakuten WiFi Pocket Platinumに楽天SIMを入れて使用しています。
Rakuten WiFi Pocket Platinumは楽天モバイルが販売しているモバイルWi-Fiです。
これが我が家の通信環境にマッチして通信費は7000円から3820円になりました。
Rakuten WiFi Pocket Platinum、モバイルWi-Fiが38坪7人家族を賄いきれるのか?ということにフォーカスしてお伝えします。
Rakuten WiFi Pocket Platinumは38坪の家を網羅できる?

通信費削減するために光回線をやめました。
とはいえ、私も子供たちWi-Fi環境が必要です、スマホのテザリングでも良いのですが「多々不便です」
そこで目をつけたのがRakuten WiFi Pocket Platinum、モバイルWi-Fiです。
モバイルWi-Fiというと外出先でPCやゲーム機をインターネットに接続する道具という認識の方が多いと思います。
我が家は光回線をやめ、38坪の自宅内は一台のRakuten WiFi Pocket PlatinumでWi-Fi環境ができています。
我が家で、Rakuten WiFi Pocket Platinumに接続されいる端末と用途は以下のとおりです。
場所 | 利用者 | 端末名 | 用途 |
1F LDK | 妻 | スマホ | 動画閲覧と連絡LINEなど |
小学生1 | Nintendo Switch | ゲーム | |
保育園1 | スマホ | 動画視聴 | |
保育園2 | iPad | 動画視聴 | |
2F 子供部屋 | 中学生 | スマホ | 動画視聴 |
PC | ZOOM | ||
小学生2 | Nintendo Switch | ゲーム | |
3F 屋根裏 | 私 | PC | ブログ更新 |
音楽作成 | |||
動画編集 |
Rakuten WiFi Pocket PlatinumからのWi-Fi電波は1Fはもちろんのこと、問題なく3Fの屋根裏まで飛んできます。
ここからは、Rakuten WiFi Pocket PlatinumモバイルWi-Fiの性能を深掘りしたいと思います。

8台の端末が普通に使用できるというわけです。
光回線は必須ではない、結論
早速Rakuten WiFi Pocket Platinumの性能ですが我が家のような用途であれば使用可能です。
使用者 | 機種 | アプリ | 種類 |
中学生女子 | Nintendo Switch | フォートナイト | インターネットゲーム |
スマホ | TikTokなど | 動画閲覧 | |
PC | ZOOM | 勉強 | |
小学生兄 | スマートフォン | ブロスタやYouTube | インターネットゲームとコンテンツ作成 |
小学生弟 | Nintendo Switch | フォートナイト | インターネットゲーム |
5歳児 | iPad | YouTube | 動画閲覧 |
3歳児 | スマートフォン | YouTube | 動画閲覧 |
妻 | スマートフォン | 多用途 | 連絡、動画閲覧 |
私 | PC | 音楽作成ソフト 動画作成 | コンテンツ作成用 |
スマートフォン | 多用途 | 連絡、動画閲覧 |
Rakuten WiFi Pocket Platinumは、上記のような用途や、インターネットが普通に使えれば良いよねって感じの人には全然問題ないコスパのよい商品です。
正直Rakuten WiFi Pocket Platinumの限界値は未知数です。
楽天WiFi Pocket Platinumは、最大16台のデバイスを同時にWi-Fiに接続できます。
引用元;楽天モバイル
子供達はオンラインゲームでフォートナイトなどをしていますが、「ラグい」とは言いません。

想像以上のパフォーマンスでした
私が光回線からRakuten WiFi Pocket Platinumに切り替わって変化を感じることといえば、PCを使ってコンテンツ制作をしているのですが、少しアップロードが遅いかなという印象です。

作業に支障がでるほどではない
とはいえ、
光回線に戻る必要もないというのが私の結論です。
継続してRakuten WiFi Pocket Platinumをしていきます、値段が光回線の半額ですし。
実際の次の見出しで紹介しますが、通信速度でみてみるのが一番わかりやすかと思います。

Rakuten WiFi Pocket Platinumのメリット

我が家のRakuten WiFi Pocket Platinumに接続する端末とその用途からデメリットですが、接続端末が多いので充電が必要になるということです。
モバイルルーターだから接続が安定しないということは、ないです。
光回線からRakuten WiFi Pocket Platinumにゲームをする子供達からインターネット通信に関する要望はありません。

通信が・・・みたいな声は全然ありません
メリット

Rakuten WiFi Pocket Platinumは「しがらみ」がほとんどないのが良いです。
特に光回線のような工事がいらないのが良いです。

躯体に穴をあけたりする必要がない

開通工事待ちがないのも良いね。
ソフトバンク光を2年ほど利用したかと思いますが、まだ工事費の請求がきます・・・

こういった「しがらみ」がないのがコンセントタイプのメリットです。

楽天モバイルは料金もわかりやすいです。
なおかつ、本体1円キャンペーンで買ってしまえば端末代を気にすることなく、サービスに満足いかなければ解約できます。
- 解約月の縛りなし
いつ解約しても違約金なし。最低利用期間もありません。 - 工事不要ですぐに使える
自宅に届いたらすぐ使えるので、引っ越しや仮住まいにも最適。 - 月額料金が明確で安い
月3,278円(税込)以上かからず、使いすぎによる高額請求なし。 - 持ち運び可能なコンパクトサイズ
モバイルルーターなので、外出先や旅行にも手軽に持ち出せます。
Rakuten WiFi Pocket Platinumは申し込んだら2日ほどで届きました。
解約金なし・最低利用期間なし(※補足あり)
楽天モバイルでは、契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金は発生しません。
ただし、以下の点にはご注意ください、
- 月途中の解約でも日割りにならない
→ 解約した月は1ヶ月分(3,278円)の料金が満額で請求されます。 - 端末代の残債がある場合は一括請求の可能性
→ ルーターを1円キャンペーンで購入した場合は問題ありませんが、通常購入や分割払いの場合は残金に注意が必要です。 - MNP転出も無料だがタイミングに注意
→ MNPによる転出完了日が解約日になり、その月の料金は満額請求となります。 - 契約から1年以内に解約すると、プランの月額最低利用料金1ヶ月分(最大1078円)の解約事務手数料が発生します
上記の点を理解したうえで利用すれば、楽天モバイルは柔軟でコスパの良い選択肢になります。
ここからは、実際の通信速度をお伝えします。

私は新潟県の山間の地域になります。

契約は本体が1円のうちにするのがおすすめ

Rakuten WiFi Pocket Platinum通信速度は?

今回の本題である、38坪の住宅内でRakuten WiFi Pocket Platinumはインターネット環境を構築できるのか?ですが、
1Fから3FまでWi-Fi環境を作ることができます。
ですが、Rakuten WiFi Pocket Platinumから遠い場所は通信速度が落ちる傾向にあります。
- 1F、LDK
- 2F、子供部屋
- 3F、屋根裏
以上のポイントでインターネット速度を測定しました、測定結果は以下のとおりです。
DOWNLOAD | UPLOAD | PING | JITTER | |
普通に使える インターネット 速度 基準値 | 10〜30Mbps以上 | 3〜10Mbps以上 | 50ms以下 | 10ms以下(理想は5ms以下) |
1F、LDK | 35.40 | 11.52 | 70.50 | 6.55 |
2F、子供部屋 | 32.04 | 10.30 | 64.00 | 13.53 |
3F、屋根裏 | 21.18 | 4.92 | 71.50 | 5.59 |

1F、LDK通信速度
Rakuten WiFi Pocket Platinumがメインで置いてある場所です。
当然ですが一番このポイントが良好な数値です。

主に子供達がスマホで動画閲覧やNintendo Switchをしている場所です。

2F、子供部屋

中学生の娘が部屋でZOOM、長男がNintendo Switchをしています。

3F、屋根裏

ここは私趣味部屋でショート動画などをYouTubeやInstagramに投稿している場所になります。

このデータがすべての地域の参考値になるわけではありませんの注意が必要です。

通信速度は地域や時間に左右される
楽天モバイルの通信速度は、利用するエリアや時間帯によって変動します。
都市部や混雑する時間(夕方~夜)は速度が低下しやすく、地方では楽天回線が届かずパートナー回線に切り替わることもあります。
私は新潟県の田舎の中の田舎ですが、楽天電波は自宅までしっかり届いています。
そのため、常に高速・安定というわけではなく時間に左右される部分があります。

基地局が多いほど通信は安定します
私が住んでいるところより繁栄している地域で測定しました。↓


都市部ほど通信は安定しますが、回線が混み合う可能性があります

私の自宅よりも通信速度が速いことがわかります。
地域によって差があるということでした。
楽天モバイルの通信エリアを確認する
Rakuten WiFi Pocket Platinumの通信に関するよくある不満と対策
Rakuten WiFi Pocket Platinumの通信に関しての不満をピックアップしました。
不満内容 | 詳細説明 | 対策・改善策 |
---|---|---|
通信が安定しない | 混雑時間帯や移動中に速度が変動しやすい | ルーターやスマホの再起動、混雑を避けた時間に利用 |
屋内で圏外になる | 建物内で電波が届きにくい | プラチナバンド対応端末(例:WiFi Pocket Platinum)を使用 |
地方や山間部で圏外 | 楽天の自社回線エリア外でローミングも非対応の場合がある | エリアマップで確認、Wi-Fi併用や他社回線も検討 |
パートナー回線の制限 | 月5GB超過で通信速度が1Mbpsに制限される | 楽天回線エリアを優先利用、デュアルSIM活用も検討 |
通信が突然切れる | 地下や電波干渉などで接続が不安定になる | APN再設定、窓際に端末を設置するなど環境の見直し |
夜間に速度が遅くなる | 夕方〜夜の混雑時間帯に帯域が圧迫されやすい | 日中の利用にシフト、データ量を抑えた使い方に変更 |
エリアによっては、通信状況が変数である内容が多いです。
我が家ではRakuten WiFi Pocket Platinumを運用できますが、地域によってはこのようなことを感じる方もいらっしゃいます。

通信エリアを確認してから契約しましょう。

オンラインゲーム
後述しますが、Rakuten WiFi Pocket Platinumから離れるほど通信速度は落ちる傾向にあります。
高度なゲームをする方には、ストレスを感じることがあるかもしれません、後述する通信速度で解説します。
それと、
Rakuten WiFi Pocket Platinumは、Nintendo Switchでオンラインプレイ(スマブラやあつ森など)を楽しみたい方には注意が必要です。
Nintendo Switch Onlineへの加入が前提となるようなマルチプレイやクラウド機能の使用時に、接続に制限が出る可能性があります。

ゲームをしないよって方には断然おすすめ
【注意】Rakuten WiFi Pocket PlatinumではSwitchのオンライン対戦ができない?NAT制限の落とし穴を徹底解説
我が家もNintendo Switchは2台子供が使用していますが、Nintendo Switch Onlineでのゲームはしていませんので問題にはなっていません。
もしNintendo Switch Onlineや高度なゲームをするなら光回線かまたは、別のキャリアでモバイルルーターの使用をおすすめします。
スマホのテザリングを使えばこの問題を回避できるので、Nintendo Switch Onlineはスマホテザリングでするなどの工夫で回避できますよ。

Rakuten WiFi Pocket Platinumとは?

「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は、楽天モバイルが2024年7月に発売した軽量・コンパクトなモバイルWi-Fiルーターです。
Rakuten WiFi Pocket Platinumに申し込む
主な特徴
- プラチナバンド対応:700MHz帯(Band 28)に対応し、屋内や地下でも安定した通信が可能です。
- 最大16台接続:Wi-Fiで最大16台、USB接続で1台の同時接続が可能です。
- 連続通信約10時間:2,440mAhのバッテリーを搭載し、外出先でも安心して利用できます。
- 簡単セットアップ:電源を入れてQRコードを読み取るだけで接続可能。専用アプリやAPN設定は不要です。
- 「Rakuten最強プラン」との相性抜群:データ使用量に応じた段階制料金で、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限で3,278円(税込)です。
注意点
- 5G非対応:通信は4G LTEまでで、5Gには対応していません。
- Wi-Fi規格が限定的:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)のみ対応で、高速通信規格(ac/ax)には非対応です。
- 通信速度:最大下り150Mbps、上り50Mbpsのベストエフォート方式です。
本当に3280円以上かからない?

もしこれ以上の請求になるケースとして、契約時に不要なオプションをつけている場合があります。
でなければテザリング使用やデータを使い過ぎようが通信費は、3280円以上はかかりません。
実際に私の場合無料通話15分をつけていることに気づかないで1年間プラス1000円を払い続けたことがありました。

契約時チェックがついているケースがある
ネットでの契約時には間違いなく不要なオプションを外しましょう。
Rakuten WiFi Pocket Platinum契約時には以下のオプションは不要です。
オプション名 | 理由 |
---|---|
スマホ交換保証プラス(715円/月) | Wi-Fi端末には不要 |
あんしん操作サポート(330円/月) | 操作は簡単 |
マカフィー モバイルセキュリティ(220円/月) | 特に必要なし |
10分通話かけ放題(550円/月) | 音声通話をしないなら外してOK |

Rakuten WiFi Pocket Platinumネットでの契約手順
Rakuten WiFi Pocket Platinumは、楽天モバイルの公式サイトから簡単に申し込むことができます。
以下の手順に沿って進めれば、初心者でも迷わず契約できます。

契約して2日後には、商品がとどいたよ
ステップ1:楽天モバイル公式サイトへアクセス
楽天モバイル公式サイト。
ステップ2:端末とプランを選ぶ
「Rakuten WiFi Pocket」または「Rakuten WiFi Pocket Platinum」など、希望の端末を選択し、料金プランを確認します。
Rakuten WiFi Pocket Platinumとは料金プランや端末代金も同じですが、同じスペック・料金でプラチナバンドが利用できます。
ステップ3:楽天IDでログイン(または新規登録)
申し込みには楽天IDが必要です。すでに持っている場合はログイン、新規の方は会員登録を行います。
ステップ4:申し込み情報の入力
配送先住所、氏名、連絡先などの必要事項を入力します。
本人確認書類のアップロードが求められる場合もあります。
ステップ5:支払い情報を入力
クレジットカードや楽天ポイントでの支払いが選べます。
利用料金は端末受け取り後に月額で発生します。
ステップ6:申込完了→発送
申し込みが完了すると、数日以内に端末が発送されます。
自宅で受け取り、すぐに利用開始可能です。

2日後には届きました

電話番号が発行されるので、迷いますが、
そのまま契約を続けて大丈夫です。
注意点は、選択式のデフォルト値が「15分(標準)通話かけ放題」になっていますが、必ずこのチェックは外してください。
毎月1100円支払うことになります。

私はこれで痛い目にあった

まとめ
これを書いていてすごく実感したのが、Rakuten WiFi Pocket Platinumは「しがらみがない」というのが最大のメリットに感じます。
それは、工事であったり、解約であったりと無駄な費用がかからない、解約するときにでも心配がないこと。
1年使用して、気が変われば簡単に止めることができることがとても身軽な選択だと感じます。

1年未満は1000円ほどの違約金がかかります
本体代金が1円のうちに契約するのがベストタイミングですよ!
また、自宅から持ち出せることも便利です、長時間の移動などでもRakuten WiFi Pocket Platinumを持ち出すことで、たとえば子供たちがYouTubeをみながらおとなしくしていることも可能なわけです。
この身軽さがRakuten WiFi Pocket Platinumの魅力かと思います。
そういえば光回線は保険や株みたいに、長く利用したからといって割引が入ったりするわけではありません。
必要になっと時に導入すればよいのではないかと思います。
そもそも光回線ほどの通信品質はいらないケースも多いと思います。

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