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【保存版】ギター配線に必要な工具・材料まとめ|初心者がまず揃えるべき10選

ギター配線は「正しい工具を揃えるかどうか」で難易度が大きく変わります。

というのも、全くの素人から始めた私の経験がそうでした。

いろいろと失敗してきましたが、最近思うことは「成功の秘訣は8割道具」

レノックス
レノックス

安物買って失敗したことも多々ある

仕事でもそうですが、効率は道具で左右されるじゃないですか?

実体験ベースの当記事では 初心者でも失敗しない“本当に必要な道具だけ”を厳選 しました。

とはいえ、高い道具=仕上がり効率が良いは当然ですが、なかなか趣味にお金をかけれない私のような方が一定数いらっしゃるわけで、リーズナブルな良い商品も紹介していきますよ!

【比較表】初心者がまず揃えるべき10アイテム

ギター修理ですが、

  • とりあえず今回だけしたい
  • 長くリペアに向き合いたい

2つのニーズがあると思い、道具を選定しました。

結論を一覧にするとこんな感じです。

項目長く使いたい人向けとりあえず揃えたい人向け特徴
1. はんだごてHAKKO FX600Lesimoll 15-in-1 セット温度管理の安定性で作業の成功率が変わる
2. はんだKester 44(鉛入り)同梱のはんだとにかく溶けやすく、初心者に最適
3. フラックスホーザン(HOZAN) ペンタイプなくてもできるはんだのノリが格段に違う
4. ピンセット精密ピンセットセット付属品細かいリード線の固定に必須
5. ワイヤーストリッパーホーザン(HOZAN) カッター(時間がかかるができる)配線材の切断のキレ味が違う
6. テスターSANWA(上級)オーム電機 TST-KJ830導通チェック+トラブル対策に必須
7. 吸い取りENGINEER エンジニア ハンダ吸取器 SS-03セット付属失敗はんだの修正に
8. コンデンサOrange Drop 715P/225PMusiclily 音のキャラが明確に出る
9. ポットCTSMusiclily回転トルク・耐久性が大違い
10. 配線材BELDEN 8503 フックアップワイヤー5色セット安価な22AWG

ギター配線リペアに初心者はまずこの10個を揃えればOK

ギター配線は難しそうに感じますが、この10個が揃っていれば次の作業が全部できます。

  • ポット交換
  • セレクター交換
  • コンデンサ交換
  • ジャックの断線修理
  • ノイズ対策(アース引き直し)

楽器店に持ち込むと 軽作業でも5,000〜13,000円 しますが、この記事のアイテムだけで 自分でほぼ全部できるレベル になります。

ボニー
ボニー

趣味の延長で修理まで手を広げよう

① はんだごて

ギターリペアフラックス

はんだごてはリペアに必須です、はんだごて次第でリペアの成功率が激変します。

ボニー
ボニー

リペアの登竜門

そこでピックアップしたのは、両方とも温度調節機能付きのハンダごてです、これを使えば間違いなく良い作業ができます。

両者の値段は倍くらい違いますが、両方ともギターリペアに十分な性能です。

関連記事;【9割成功する方法】ギターポッド交換方法と修理にベストなハンダこてとは?

レノックス
レノックス

調節機能付きでなくも作業できますが

【長く使うなら】HAKKO(白光) FX600

シールドケーブルリペア
  • 温度管理が安定してポットを焦がしにくい
  • 軽くて疲れにくい
  • リペアマンも愛用する信頼性

関連記事;ギターリペア迷ったらこれ!白光(HAKKO) ダイヤル式温度制御はんだこて FX600-02

HAKKO FX600

【とりあえずなら】Lesimoll 15-in-1 セット

ハンダ吸い取り機
  • 1,000〜2,000円台で全部入り
  • とりあえずの1本としてコスパ最高

→ 長く使うならFX600 がおすすめ。いっときのしのぎならLesimoll 15-in-1 セット

Lesimoll 15-in-1 セット

関連記事;2000円ハンダごてセットはギターリペア初心者におすすめ。温度調節機能付きLesimoll はんだごてセットレビュー

② はんだ(Kester 44 を推す理由)

ケスター44
  • 溶けやすく、初心者でも成功率が高い
  • 粘りがあって盛りやすいのでアースにも強い
  • ギター配線との相性が抜群

「作業が難しい」と感じる人の8割は はんだが悪い だけです。

ボニー
ボニー

それくらい作業難易度に関わります

ハンダを当てた時にサッと溶けて小山になるのがベスト。

その要素は温度+ハンダ品質 そして補助剤としてフラックスを使うと便利。

Kester 44

関連記事;ギターリペアやケーブル修理のハンダに迷ったら「ケスター44」がおすすめ

③ フラックス

ギターリペアフラックス

はんだのノリを良くしてくれる補助剤。

特に ポット背面アース に大きな差が出ます。

ホーザン(HOZAN) ペンタイプ

関連記事;【レビュー】HOZAN ペンタイプ フラックスの使い方と効果|ポッド背面のハンダづけが劇的改善!

④ ピンセット

オレンジドロップのリードを曲げる時や

細いワイヤーを固定する時に必須。

精密ピンセット

⑤ ワイヤーストリッパー

リード線の切断から皮膜剥きまで、あれば確実に便利なツール。

カッターでも作業できるが、ワイヤーストリッパーを使うと仕上がりの再現性が違う

ホーザン(HOZAN) 

関連記事;リード線の正しい剥き方|カッター vs ワイヤーストリッパーを徹底比較【BELDEN 8503 実例あり】

⑥ テスター

ハムバッカーテスターチェック

故障箇所の判断にテスターを使用します。

故障でパーツ交換をする前に、本当に故障しているかどうかをテスターで判断できます。

よくあるギターケーブルの断線確認にも使えますよ。

関連記事;【ギターリペア】レスポールギターの音が出ない?自分で断線確認ガイド

【安くて信頼性アリ】オーム電機 TST-KJ830

テスター
  • 導通チェックが正確
  • ロータリースイッチがわかりやすい
  • 価格が安いのにトランジスタチェック機能まである

導通が取れているかどうかだけ確認できれば十分です。

オーム電機 TST-KJ830

関連記事;【アナログ vs デジタルテスター】ギター用にはどちらが最適?初心者でも失敗しないテスター選び

⑦ 吸い取り線、吸い取り機

ハンダ吸い取り機

失敗はんだの修正に必須。

ハンダ吸い取り機

これがないと「やり直し」ができないので初心者ほど必要。

ENGINEER エンジニア ハンダ吸取器 SS-03

関連記事;ハンダ回収のベスト?ギターリペアにおけるハンダ吸い取り機と吸い取り線の使い分け【使い方も解説】

⑧ コンデンサ(オレンジドロップ)

ギターリペアフラックス

コンデンサはたくさんの種類がありその形も違うため、このコンデンサを乗せるとどんな音になるのか?そんな夢が広がる道具です。

ここではリペアの王道オレンジドロップを紹介します。

ギブソン系の人気が高いのも強み。

Orange Drop 715P/225P

Musiclily 

関連記事;レスポールのコンデンサーで迷ったらオレンジドロップ一択!トーンの違いを分かりやすく解説

⑨ ポット(CTS / Musiclily)

Musiclily Pro ロングスプリットシャフト

本命:CTS

・耐久性が段違い
・トルクが心地よく、微調整できる
・ガリ侵入が少ない

CTS

安いけど良い:Musiclily

・練習用や入門機の交換に最適
・ストラト系でも使いやすい

Musiclily

関連記事;ギターポッドはどんなタイプを選べばよい?初心者向けにわかりやすく解説【完全版】

⑩ 配線材BELDEN8503

BELDENフックアップワイヤー

関連記事;BELDEN 8503 フックアップワイヤーの特徴とメリット|ギター配線材で選ばれる理由

初心者向け「最短の買い方」

HAKKO FX600-02

最短で揃えたい人(〜5,000円)

以下の道具でリペアが可能になります。

ボニー
ボニー

長く使いたい品質重視の方は次の見出しで

長く使いたい人(〜15,000円)

よくある質問

Q1:鉛入り・鉛なし、どっちが良い?
→ 初心者は絶対に鉛入り(Kester 44)。溶けやすさが段違い。

Q2:20Wの安いはんだごてでもできますか?
→ アースが溶けず失敗しやすい。温度調整式を推奨。

Q3:初心者が一番失敗する点は?
→ ポット背面アースの“温度不足”と、導通チェックの忘れ。

まとめ

ギターリペアで必要な道具がわからない・・・私がそんな感じでした。

ギターの配線施工は非常にマニアックな考え方も一定数あるかと思いますが、

基本ハンダで溶かして繋ぐ。ただそれだけ

これだけで普通に修理などが可能です。

ここで紹介した道具はベーシックな道具です、

ギターリペアはマニアックな層だけではなく誰でもできる仕事です。

ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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