ギターの配線で、
- 1本のリード線が外れた
- アース線だけ断線した
- ポッド交換をしたいけど1箇所だけ直せば鳴る…
という「ピンポイント修理」をしたい人は多いです。
しかし、多くの人がぶつかる壁は、
- “たった1箇所”のために、工具を揃えるべきか?
- 失敗してポッドやスイッチを壊したらどうしよう?
- 温度は何度でやればいいの?
という不安。
この記事では、1箇所だけの半田付けでも失敗しないための「仕組み作り」**を中心に、温度・コツ・工具選びまで完全ガイドします。
結論|「1箇所だけ」でも半田付けは十分に再生してよい

ギター配線は、1箇所だけの半田付けでも問題ありません。
むしろ多くのトラブルはその1箇所が原因です。
- 導線が外れた
- 接触不良
- アースが甘い
- ポッド背面のハンダが割れている
こういった症状は、その箇所を正しくハンダ付けし直すだけで改善します。
ただし、失敗しやすいポイントは以下
- 温度が低すぎてハンダが乗らない
- 温度が高すぎてポッド内部を壊す
- 予備ハンダの意味を理解していない
- 時間をかけすぎる
これを避けるための“再現性ある手順”を以下で解説します。
関連記事;【DIY】音がでないレスポール内部配線リペア、全交換する?コスパ最高の部分交換
半田付けの基本

予備ハンダをすることで8割成功します。
私も1箇所ハンダ付け箇所の断線からリペアを始めたのですが、当初予備ハンダを知らずに作業していました。
その結果、作業がもたつき、仕上がりも悪く、なんだかモヤモヤして終わるという後味の悪い経験をしています。
予備ハンダをすることで作業がコンパクトになり難易度が8割下がります。
予備ハンダとは?
予備ハンダとは、
- 導線(ケーブル)
- 端子やポッド背面
の両方に、あらかじめ少量のハンダを溶かして薄くのせておく工程です。
これがあると、
- 仕上げが一瞬で終わる
- 熱を長く当てないのでパーツを壊しにくい
- 仕上がりがきれいになる
と、メリットしかありません。
端子への予備ハンダの正しい手順

端子へ線をつける場合は以下の流れでOK:
- 端子にハンダを少し盛っておく
- 導線側にもハンダを薄く塗っておく
- コテ先を端子に3秒あててハンダを溶かす
- 溶けた瞬間に導線を差し込む
- コテを離して冷えるまで触らない
これが最も難易度が低い方法です。
ハンダを流す量は、端子の穴が埋まる程度でOKです。
量が多いとイモハンダと呼ばれる失敗です、
予備ハンダをすべき理由

要するに、端子にリード線を入れた状態でハンダを流す
ではなく、
端子の予備ハンダを溶かし3秒以内にリード線を差し込むという感じです。
導線部分が切れてしまった場合は、端子のハンダで溶かしピンセットで導線を取り除いてください。
その端子が初めての修繕であれば、古ハンダは取り除く必要はないかもしれません、
古ハンダが流れてポッド背中に「つきそうなほど溢れていれば」撤去の必要があります
古ハンダを溶かして、それを予備ハンダとするでもOKです。
今回は「とにかく治す」ということにフォーカスしましょう。
関連記事;DIYギターリペアで古ハンダは除去すべき?ハンダ吸い取り機の使い方
リード線の剥き方はこちら;リード線の正しい剥き方|カッター vs ワイヤーストリッパーを徹底比較【BELDEN 8503 実例あり】
ハンダごてを使用してまず悩むことは、どれくらいの温度で作業したらよいか?です。
端子とポッド背面の適正温度

ハンダごては「温度がすべて」と言っても過言ではありません。
端子へのハンダ付けは 350℃前後
端子は小さくて熱が逃げにくいので、
- **320〜360℃**が最適
温度が低すぎるとハンダが濡れず、
高すぎると端子が変色し、ラグごと壊れる可能性があります。
ポッド背面は 380〜420℃(短時間で)
ポッドの背中は金属が厚いので熱が逃げます。
そのため、
- **380〜420℃**で一気に溶かす
- 3〜5秒以上あてないこと
- 予備ハンダをしっかり作っておくこと
が重要です。
ポイントは、
「低温で長時間」より「高温で短時間」の方が安全
ということ。
失敗しないための“仕組み作り”がすべて

半田付けが苦手な人の共通点は、
“温度と手順の再現性がない”ところです。
失敗しない仕組みは以下の3つだけ:
①温度を固定できるハンダごてを使う
温度調整できるコテを使えば、
毎回同じ温度で作業できて再現性が生まれます。
②予備ハンダを必ずしておく
1回で決まるので、
熱を加える時間を減らせてパーツを壊さない。
③「高温短時間」のルールを守る
端子:350℃前後で約3秒
ポッド:400℃前後で約3〜5秒
関連記事;【ハンダ作業】ギターパーツごとの“最適温度”一覧と設定温度の正解は?リペア初心者でも失敗しない基準を解説
どんなハンダごてを買えばいい?
用途別に2パターンで提案します。
今回限り・1箇所だけ直したい場合
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👉2000円ハンダゴテ 14-in-1はギターリペア初心者におすすめ。温度調節機能付きLesimoll はんだごてセットレビュー
- コスパ◎
- 予備ハンダも問題なくできる
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今後もギター配線をやっていくなら
温度調整ができて、ポッド背面も余裕で溶かせる鉄板モデルはこちら:
👉 ギターリペア迷ったらこれ!白光(HAKKO) ダイヤル式温度制御はんだこて FX600-02
- 温度の安定性が段違い
- 端子もポッドも短時間で安全
- ギター配線を続けるなら“投資価値大”
まとめ|1箇所だけでも、正しい温度と手順で直せばOK
最後に重要ポイントだけ整理します。
- 1箇所の半田付けでも十分に再生可能
- 予備ハンダが成否を決める
- 温度がすべて
- 失敗しない仕組み=温度管理+高温短時間+予備ハンダ
- 用途に応じてコテを選ぶ
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関連記事;2000円”ライフパッション充電式ハンダごて”レビュー、ギターリペアで検証
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