ギターの内部配線を交換したいけど、リード線の種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない——そんな人向けに、定番として選ばれている3種類のリード線を紹介します。
難しいスペックの話は抜きにして、「どんな特徴があるか」「どんな音になりやすいか」「どんな人に向いているか」だけをシンプルにまとめました。
この3つを知っておけば、まず失敗はありません。
1. Gavitt ビンテージクロスプッシュバックワイヤー

Fenderの現行モデルにも採用されている「本家と同じ」ワイヤーです。
布のようなクロス被覆で覆われていて、被覆を切らずに指で押し戻すだけで芯線が出せるのが最大の特徴。初めてリード線交換に挑戦する人でも扱いやすい一本です。
- 音の傾向:フラットで素直、クセがなく扱いやすい
- 作業性:被覆を押し戻すだけなので初心者向け
- こんな人に:とにかく失敗したくない人、最初の1本として鉄板を選びたい人
2. BELDEN 8503

ギターだけでなくアンプやエフェクターの配線材としても世界中で愛用されている、王道中の王道。
被覆がややしっかりめで丈夫なので、初心者でも熱を加えすぎて切れる心配が少ないのも安心なポイントです。
- 音の傾向:輪郭がはっきりしたクリアな音、抜けが良い
- 作業性:やや硬めだが扱いにくいほどではない
- こんな人に:透明感のあるクリアなサウンドを狙いたい人

BELDEN 8503 フックアップワイヤーの特徴とメリット|ギター配線材で選ばれる理由
ギター配線材として長年プロから支持されるBELDEN 8503 フックアップワイヤー。私はレスポールの配線修理を右も左もわからない状態で、まず選択したリード線がこれでした。というのも、BELDEN 8503 フックアップワイヤーは、その耐久…
3. ヴィンテージブレイデッドワイヤー

レスポールなどGibson系のギターで昔から使われてきた、外側を金属の網でぐるっと包んだタイプのワイヤーです。
この網目がノイズをブロックしてくれるので、ノイズが気になる人にはうってつけ。
ただし網目部分が金属なので、他の部分に触れないよう扱いには少し注意が必要です。
- 音の傾向:中域が太く、ヴィンテージらしい厚みのある音
- 作業性:他の2種類より少し手間がかかる
- こんな人に:ハムバッカー搭載機でノイズも音の厚みも両方狙いたい人

【ギター配線材】メッシュシールド皮膜ってどうなの?使うべき?おすすめギタータイプも解説
ギター配線を調べていると出てくる「メッシュシールド線」「編組シールド線」見た目はプロっぽいけど、本当に効果あるの?音は変わる?どんなギターに必要?ここをまとめて解決します。メッシュシールド皮膜とは?正式名称は編組シールド線(ブレイドシールド…
3種類の比較
| Gavitt プッシュバック | BELDEN 8503 | ヴィンテージブレイデッド | |
|---|---|---|---|
| 音の傾向 | フラットで素直 | クリアで抜けが良い | 中域が太くヴィンテージ寄り |
| 作業性 | ◎ 初心者向け | ○ 扱いやすい | △ 少し手間がかかる |
| 向いている人 | 迷ったらコレ | クリアな音が好み | ノイズ対策もしたい |
どれを選べばいい?
- とにかく失敗したくない・初めて挑戦する → Gavitt
- クリアで抜けの良い音にしたい → BELDEN 8503
- レスポールなどでノイズも対策したい → ヴィンテージブレイデッド
迷ったら、まずはGavittのプッシュバックワイヤーを選んでおけば間違いありません。
¥1,398 (2025/11/23 09:31時点 | Amazon調べ)
¥1,290 (2025/11/21 14:40時点 | Amazon調べ)


コメント