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ギターの配線交換やピックアップ交換を自分でやってみようと思ったとき、必要になるのが「はんだごて」です。
でも、いざ購入しようとすると、
- ギターには何Wのはんだごてが必要?
- 何℃くらいで使えばいい?
- 温度調整できるものを選んだほうがいい?
- 30Wでもギターの配線はできる?
- 安いはんだごてでも大丈夫?
- ポットにはんだがつかないのはなぜ?
など、意外と分からないことが多いと思います。

商品次第で「はんだ作業の難易度」が変わるよ
結論からいうと、これからギターの配線やピックアップ交換をするなら、温度調整ができるはんだごてがおすすめです。
ギターでは細い配線を扱う一方、ポットの背面のように熱が逃げやすい場所もあります。
そのため、単純に「何Wあるか」だけではなく、温度を調整できて、必要な熱量を確保しやすいものを選ぶと使いやすくなります。
この記事では、実際にギターの配線に使いやすいはんだごてを3つ紹介し、その後にワット数・温度・はんだの選び方まで解説します。
- ギター用はんだごておすすめ3選
- 結局、ギター用はんだごてはどれを選べばいい?
- ギター用はんだごては「何W」ならいい?
- 30Wのはんだごてでもギターの配線はできる?
- ギターのはんだごては何℃に設定する?
- ギターのはんだ付けに必要なもの
- ギター用のはんだは何を選べばいい?
- 鉛入りはんだと鉛フリーはんだの違い
- ギターのはんだにフラックスは必要?
- ギターのはんだが溶けない・つかない原因
- ギターのポットにはんだがつかないときは?
- ギターの配線にはんだ付けするときのコツ
- ギターのはんだ付けでノイズが出る原因
- ギターのジャックをはんだ付けするときのポイント
- ギターのピックアップ交換にはどんなはんだごてが必要?
- ギターのシールドをはんだ付けするときの注意点
- ギターのはんだ付けにダイソーのはんだごては使える?
- ギターのはんだごてはホームセンターでも買える?
- ギターのはんだは音質に影響する?
- ギターのはんだを外すには?
- ギター用はんだごてを選ぶポイント
- ギターのはんだ付けでよくある疑問
- まとめ|ギター用はんだごては温度調整式がおすすめ
ギター用はんだごておすすめ3選


ギターの配線をするなら、温度調整できるタイプが使いやすいです。
まず、結論から紹介します。
ギターの配線に使うなら、次の3タイプから選ぶと分かりやすいです。
| 商品 | 特徴 | こんな人に |
|---|---|---|
| HAKKO FX-600 | 温度調整式の定番 | 長く使いたい人 |
| goot PX-280 | デジタル温度調整 | 温度を細かく管理したい人 |
| 2,000円前後のセット | 必要な道具が一通り入る | まず一度試したい人 |
HAKKO FX-600


結局どれ買えばいいのか分からなくて、いつも選ぶ段階で挫折するんだよな…

迷ったらコレ、で大丈夫です。実際に長く使ってる人が一番多い商品なので。
これからギターの配線を覚えていきたいなら、まず候補にしたいのがHAKKO FX-600です。
温度調整ができるタイプなので、ギターの配線だけでなく、エフェクターなどの電子工作にも使えます。
ギターの配線では、
- ピックアップの配線
- ポット
- ジャック
- アース線
- シールド線
など、作業する場所によって必要な熱のかけ方が変わります。
温度調整式なら、作業内容に合わせて設定を変えられるのがメリットです。
「ギターを改造するのは今回が初めてだけど、今後もピックアップ交換や配線変更をやってみたい」
という人なら、安価な固定式を買い直すより、最初から温度調整式を選ぶ方法もあります。
私自身もギターの配線作業で使用しています。
HAKKO FX-600の良い口コミ・気になる口コミ
Amazonの口コミを読んで、評価が分かれやすい点をまとめました。
良い口コミ①|立ち上がりが早く、温度が安定していて作業しやすい
もっとも多かったのが、温まるまでが早いという声です。
電源を入れてすぐ使えて、はんだに当てても温度が落ちにくいという感想が目立ちました。
ポットの背面のように熱を奪われやすい場所でも、待ち時間が短く温度が安定していることは助けになります。
良い口コミ②|安い固定式やニクロム式から替えると、作業効率が全然違う
100均や数百円のこて、昔ながらのニクロム式から買い替えた人の多くが、違いに驚いたと書いています。
「もっと早く買えばよかった」という声も複数ありました。
はんだがスムーズに溶けるので、イモハンダが減ったという人もいます。
良い口コミ③|こて先の種類が豊富で、用途に合わせて使い分けられる
こて先を交換でき、替えのこて先も豊富なので、作業に合わせてカスタマイズできるという声も多くありました。
本体を買い足して、こて先ごとに使い分けている人もいます。
ギターでは細い配線から大きな金属面まで扱うので、この拡張性は相性がいいポイントです。
気になる口コミ①|付属のこて先(B型)が細く、大きな部品は苦手
最初から付いているこて先が細く、熱が伝わりにくいという指摘がありました。
はんだ除去がうまくいかず、太めのこて先に替えたら簡単に済んだという人もいます。
ポットの背面など熱が逃げやすい場所では、同じことが起きやすいです。購入時に太めのこて先も用意しておくと安心です。
気になる口コミ②|電源スイッチがなく、コンセントを抜かないと止められない
電源のオン/オフスイッチがありません。休憩のたびにコンセントを抜く必要があって不便、という声がありました。
こて台を用意し、作業が終わったらコンセントを抜く習慣をつけておくと安心です。
気になる口コミ③|温度表示がなく、ダイヤルはあくまで目安
温度はダイヤルで設定する方式で、数字の表示はありません。
設定と実際のこて先温度にはズレがあるようで、はんだの溶け具合を見ながら調整しているという人もいました。
数字で管理したい人は、デジタル表示のgoot PX-280のほうが向いています。
goot PX-280

こちらも温度調整式のはんだごてgoot PX-280も候補になります。
デジタル表記、安全な設計がされている商品です!

ギターの配線では、細い配線を扱うこともあれば、熱が逃げやすいポットの背面にはんだ付けすることもあります。
そのため、作業場所によって温度を調整できるタイプは使いやすいです。
FX-600より価格は高めですが、温度を数字で確認しながら作業したい人には選択肢になります。
goot PX-280の良い口コミ・気になる口コミ
Amazonの口コミ(評価4.7、667件)をもとに、評価が分かれやすい点をまとめました。
良い口コミ①|10〜30秒ほどで温まり、温度の回復も早い
もっとも多かったのが、立ち上がりの速さです。10秒ほどで使えた、30秒ほどだったという声があり、前に使っていたこてより早いという人もいました。
はんだを当てて温度が下がったあとの回復が早い、という声もあります。熱を奪われやすいポットの作業では、ここが効いてきます。
良い口コミ②|80Wのパワーで、熱が逃げやすい場所にも使いやすい
ヒーターに余裕があるため、GNDパターンのように熱が逃げやすい場面でも使いやすいという口コミがありました。小さな基板から大きめの部品まで、設定温度を変えて対応できるという声もあります。
ポットの背面で苦労しやすいギターの配線とは、相性のいいポイントです。
良い口コミ③|デジタル表示と斜めカットのこて先で、初心者でも使いやすい
温度が数字で見えて、設定温度に達したこともわかるため、初心者でも安心して使えるという声が多くありました。
最初から付いているこて先が斜めカットのC型なので、鉛筆型より熱が伝わりやすく、はんだも広がりやすいという人もいます。はんだ付けが上手くなった気がする、という感想も複数ありました
気になる口コミ①|電源コードが硬く、巻き癖がつきやすい
コードが硬い、巻き癖が使いにくい向きについている、短いという声が複数ありました。長時間使うとイライラする、柔らかいコードに替えたいという人もいます。
作業環境によっては、延長コードやコード回りの工夫が必要になりそうです。
気になる口コミ②|電源のオフ機能がなく、温度設定の操作もやや面倒
オートオフやスリープ機能はあるものの、手動で電源を切る機能はなく、止めたいときはプラグを抜くしかないという指摘がありました。中間スイッチ付きの延長コードで対応している人もいます。
温度設定のボタン操作も、頻繁に変えるなら面倒という声がありました。温度を何度も変える使い方なら、ダイヤル式のほうが向いているかもしれません。
気になる口コミ③|付属のこて先が合わない人も。別売りは高め
付属のこて先は使いやすいという声が多い一方で、円錐型に慣れた人は使いにくいと感じていました。別売りのこて先は価格がやや高めという声もあります。
作業に合わせてこて先を買い足す前提で考えておくと、失敗しにくいです。
2,000円前後のはんだごてセット


そもそも本当にギターの配線に手を出していいのか自信ないし、高いの買って失敗したくない…

その気持ちなら、まずこのセットで試してみるのもアリです。ただし本気でやるなら…
「まずはギターの配線を一度やってみたい」という場合は、はんだごて・こて台・はんだなどがセットになった安価な商品でも始められます。
ただし、安い商品は温度調整ができなかったり、温度が安定しにくかったりする場合があります。
今後もギターの配線やピックアップ交換をするつもりなら、交換用パーツが別途で購入できないため前者2つのどちらかがおすすめです。
交換用パーツも豊富なので。
2,000円前後のはんだごてセットの良い口コミ・気になる口コミ
Amazonの口コミから、評価が分かれやすい点をまとめました。
良い口コミ①|必要な道具が一通り揃っていて、届いてすぐ作業を始められる
もっとも多かったのが、これ1つで始められるという声です。はんだごて本体に加えて、交換用のこて先、はんだ、はんだ吸い取り器、ピンセット、こて台まで入っています。
日本語の説明書が付いているので、初心者でも迷いにくいという人もいました。
良い口コミ②|初心者の入門用や、ちょっとした修理には十分。安いので失敗しても痛くない
価格を考えると満足、というコスパ重視の声が中心です。ゲームコントローラーの修理、LED工作、子どもの工作など、軽い作業に使った人の評価は高めでした。
安いので失敗してもダメージが少なく、基礎を学ぶのにちょうどいい、という意見もあります。
良い口コミ③|軽くコンパクトで、ON/OFFスイッチと温度調整が付いている
本体が軽くて場所を取らず、収納しやすいという声がありました。手元にON/OFFスイッチがあり、温度調整(200〜480℃)もできるので、安価な商品の割に安心して使えるという人もいます。
こて先が5種類付いているので、作業に合わせて使い分けられる点も評価されていました。
気になる口コミ①|付属のはんだが溶けにくく、基板にうまく乗らない
付属のはんだが溶けない、玉になって転がるという声が複数ありました。自分で用意したはんだに替えたら、あっさり付いたという人が目立ちます。
セットのはんだは最初のお試し程度に考え、本番用は別に用意しておくと安心です。
気になる口コミ②|付属の交換用こて先は熱が伝わりにくく、使いづらいものも
交換用のこて先は温度が伝わりにくく、結局、最初から付いているこて先しか使えなかったという声がありました。こて先の径が太すぎる、ヒーターがこて先に当たっておらず温まりが悪い、という指摘もあります。
熱が逃げやすいポットの背面では、特に差が出やすいポイントです。
気になる口コミ③|温度ダイヤルの目盛りが小さく、設定温度があてにならない
ダイヤルの数字が小さくて読みにくい、という声が多くありました。さらに、設定温度どおりに上がらず、最大近くまで上げないと、はんだが溶けなかったという人もいます。
温度を細かく管理したい人には向きません。数字で確認したい場合は、デジタル表示のgoot PX-280のほうが向いています。
結局、ギター用はんだごてはどれを選べばいい?
迷ったら、次のように考えると選びやすいです。
ギターの配線だけなら安いはんだごてでも作業できる場合があります。
ただ、ポットの背面など熱が逃げやすい場所では、温度や熱量を調整できるほうが作業しやすくなります。
ギター用はんだごては「何W」ならいい?
「ギターには30Wがいい」
「60Wだと強すぎる」
など、ワット数を基準に考える人も多いと思います。
しかし、ワット数だけでギター用はんだごてを決める必要はありません。
ワット数は、はんだごてが使用する電力を示す数字です。
重要なのは、実際の作業で必要な熱をきちんと部品へ伝えられることです。
ギターでは、
- 細い配線
- ポットの端子
- ポットの背面
- ジャック
- シールド線
など、さまざまな場所をはんだ付けします。
細い配線では必要以上に熱をかけたくありません。
一方、ポットの背面は金属面が大きいため、熱が逃げやすくなります。
そのため、
「高Wなら何でもいい」ではなく、温度調整ができて必要な熱量を確保しやすいはんだごて
を選ぶほうが扱いやすいでしょう。
30Wのはんだごてでもギターの配線はできる?

30W程度のはんだごてでも、ギターの配線作業はできます。
実際、私も最初は30Wのはんだごてを購入しました。
ところが、ポットの背面にはんだ付けしようとしたときに、なかなかはんだが溶けずに苦労しました。
ただし、これは単純に、
「30Wだから使えない」
という話ではありません。
はんだが溶けない原因には、
- こて先の状態
- こて先の大きさ
- 温度
- ポットへの熱の逃げ方
- はんだの種類
などがあります。
そのため、30Wのはんだごてを持っていて、端子部分などの作業ができているなら、すぐに買い替える必要があるとは限りません。
一方で、ポットの背面などで何度も苦労するのであれば、温度調整式のはんだごてを検討してもいいでしょう。
ギターのはんだごては何℃に設定する?

温度調整式のはんだごてを使う場合、ギターの配線では作業場所によって温度を変えることがあります。
目安としては、
| 作業場所 | 温度の目安 |
|---|---|
| ポットの端子 | 300~350℃程度 |
| ポットの背面 | 350~400℃程度 |
です。
ただし、これは絶対にこの温度でなければならないという数字ではありません。
使用するはんだによって適切な温度は変わります。
最終的には、使用するはんだの仕様や推奨温度を確認してください。
ポットの端子

ポットの端子は比較的小さな部分なので、300~350℃程度を一つの目安にできます。
必要以上に高温にしたり、長時間こてを当て続けたりする必要はありません。
ポットの背面

ポットの背面にアース線などをはんだ付けするときは、端子部分よりも熱が逃げやすくなります。
そのため、350~400℃程度を一つの目安にできます。
ただし、温度をむやみに上げることが重要なのではありません。
ポットにしっかり熱を伝えて、短時間ではんだ付けすることが大切です。
ギターのはんだ付けに必要なもの
はんだごて本体だけではなく、周辺工具も用意しておくと作業が楽になります。
最低限あると便利なのは、
- はんだごて
- はんだ
- こて台
- はんだ吸い取り線
- ニッパー
- ラジオペンチ
- テスター
などです。
特に、こて台とはんだ吸い取り線は用意しておくことをおすすめします。
配線をやり直すときには、古いはんだを取り除く必要があるからです。
ギター用のはんだは何を選べばいい?

ギター専用のはんだでなければ使えない、というわけではありません。
ギターの配線には、電子工作用のはんだを使用できます。
重要なのは、
きちんとはんだ付けできること
です。
私がギターの配線やケーブル修理で使用しているものについては、別記事で詳しく紹介しています。
→ ギターリペアやケーブル修理のはんだに迷ったら「ケスター44」
鉛入りはんだと鉛フリーはんだの違い
はんだには、鉛を含むものと鉛を含まないものがあります。
それぞれで融点や作業性が異なるため、使用するはんだの仕様を確認して温度を設定してください。
特に、
「今まで使っていたはんだと同じ温度なのに、うまく溶けない」
という場合は、はんだの種類が違っていないか確認してみるといいでしょう。
ギターのはんだにフラックスは必要?
フラックスは、はんだ付けをしやすくするために使用するものです。
ただし、電子工作用のはんだには、最初からフラックスが含まれているものもあります。
そのため、通常のギター配線をするだけなら、必ず別途フラックスを用意しなければならないわけではありません。
はんだがうまく乗らない場合などに、フラックスが役立つことがあります。
ギターのはんだが溶けない・つかない原因

「はんだごては熱いのに、はんだが溶けない」
という場合、すぐに「ワット数が足りない」と考える必要はありません。
主な原因として、
- こて先が汚れている
- こて先が細すぎる
- 温度が低い
- ポットに熱を奪われている
などが考えられます。
こて先が汚れている
こて先が酸化したり汚れたりすると、熱が伝わりにくくなります。
まず、こて先の状態を確認しましょう。
こて先が細すぎる
細いこて先は細かな作業には向いています。
しかし、ポットの背面のような大きな金属部分では、熱をうまく伝えられないことがあります。
温度が低い
温度が低ければ、当然ながらはんだは溶けにくくなります。
ただし、単純に温度を上げればいいわけではありません。
ポットに熱を奪われている
ポットは金属部品なので、こて先から伝わった熱が広がっていきます。
そのため、
「はんだごて自体は熱いのに、ポットの背面でははんだが溶けない」
ということがあります。
この場合は、こて先の状態やサイズ、温度、はんだごての熱量を確認してみましょう。
ギターのポットにはんだがつかないときは?
ポットの背面は、ギターのはんだ付けで特につまずきやすい場所です。
金属面が大きく、熱が逃げやすいためです。
はんだがつかない場合は、
- こて先の状態を確認する
- こて先のサイズを見直す
- 温度を適切に設定する
- ポットへしっかり熱を伝える
という順番で確認してみましょう。
温度をむやみに上げ続けるより、熱を効率よく伝えることが重要です。
ギターの配線にはんだ付けするときのコツ
ギターのはんだ付けで大切なのは、細かなテクニックよりも、まず熱をきちんと伝えることです。
基本的には、
- こて先をきれいにする
- 適切な温度まで加熱する
- 接続する部品と配線を同時に加熱する
- はんだを適量流す
- 必要以上に長時間加熱しない
という流れを意識します。
はんだを先にこて先で溶かして、冷たい部品に乗せるだけでは、きれいな接合にならない場合があります。
ギターのはんだ付けでノイズが出る原因
配線をやり直したあとにノイズが増えた場合でも、すぐに「はんだが悪い」とは限りません。
例えば、
- アース線の接続不良
- ジャック周辺の配線ミス
- 配線同士の接触
- ポットやスイッチ周辺の接続不良
- シールド処理の問題
なども考えられます。
はんだ付け後にノイズが出た場合は、はんだの種類だけを見るのではなく、配線全体を確認することが大切です。
ギターのジャックをはんだ付けするときのポイント
ジャックの配線をやり直す場合は、配線を外す前に写真を撮っておくと安心です。
ジャックには複数の端子があるため、元の配線を確認できるようにしておくと、取り付け時に迷いにくくなります。
はんだ付け後に音が出ない場合は、
- 配線する端子を間違えていないか
- はんだがしっかり付いているか
- 配線が外れていないか
- アースが正しく接続されているか
を確認します。
ギターのピックアップ交換にはどんなはんだごてが必要?
ピックアップ交換では細い配線を扱うため、温度調整ができるはんだごてが使いやすいです。
一度だけ交換するのであれば安価なものでも作業できる場合があります。
しかし、今後もピックアップ交換や配線変更をする予定があるなら、温度調整式を選んでおくと、さまざまな作業に使い回せます。
ギターのシールドをはんだ付けするときの注意点
シールドケーブルを自作したり、プラグを交換したりするときにも、はんだ付けが必要になります。
シールド線は細いものもあるため、必要以上に熱をかけ続けないことが大切です。
きれいにはんだ付けするためにも、
適切な温度で、必要な時間だけ加熱する
ことを意識しましょう。
ギターのはんだ付けにダイソーのはんだごては使える?
「できるだけ安く配線したい」という場合、ダイソーなどの安価なはんだごてを考える人もいると思います。
簡単な作業であれば使える場合があります。
ただし、ギターの配線を継続的に行うなら、温度調整ができるはんだごてのほうが扱いやすいでしょう。
特にポットの背面のように熱が逃げやすい場所では、安価な固定式のはんだごてでは苦労することがあります。
一度だけ試すなら安いもの、今後も使うなら温度調整式。
このように考えると選びやすいです。
ギターのはんだごてはホームセンターでも買える?
ギター専用のはんだごてが必要なわけではありません。
ホームセンターなどで販売されている電子工作用のはんだごても、ギターの配線に使用できます。
選ぶときは、
- 温度調整ができるか
- 必要な熱量があるか
- 交換用こて先が手に入るか
- ギターの配線に使いやすいサイズか
などを確認しましょう。
「ギター用」と書いてあるかどうかだけで判断する必要はありません。
ギターのはんだは音質に影響する?
はんだの種類による音の違いを気にする人もいます。
ただ、ギターの配線を自分で行う場合、まず優先したいのは確実に接続できていることです。
はんだの種類を気にする前に、
- はんだがしっかり付いているか
- 配線に間違いがないか
- アースが正しく接続されているか
- 不要な接触がないか
を確認しましょう。
まずはきちんと音が出る配線を作ることを優先したほうが、初心者には分かりやすいです。
ギターのはんだを外すには?

ギターの配線を交換するときには、古いはんだを外す作業も必要になります。
そんなときに便利なのが、はんだ吸い取り線です。
古いはんだをある程度取り除いてから、新しい配線を取り付けると作業しやすくなります。
何度もはんだを盛り直すより、一度古いはんだを除去してからやり直したほうがきれいに仕上げやすい場合があります。
ギター用はんだごてを選ぶポイント

ここまでの内容をまとめると、見るべきポイントは大きく3つです。
1. 温度調整ができる
ギターでは細い配線からポットの背面まで、さまざまな場所をはんだ付けします。
温度を調整できれば、作業内容に合わせて設定を変えられます。
2. 必要な熱量がある
ポットのように熱が逃げやすい部品を扱う場合、熱量不足だと作業しにくくなります。
「何Wなら絶対大丈夫」と考えるより、実際に必要な熱を部品へ伝えられることが重要です。
3. こて先を交換できる
作業場所によって適したこて先の形状が変わります。
交換用こて先が用意されている商品なら、今後の作業でも使いやすくなります。
ギターのはんだ付けでよくある疑問

ギターには何Wのはんだごてがおすすめ?
ワット数だけで決めるのではなく、温度調整ができるタイプを選ぶと使いやすいです。
ギターでは細い配線だけでなく、熱が逃げやすいポットなども扱うためです。
ギターのはんだごては何℃がおすすめ?
使用するはんだによって適切な温度は変わります。
目安として、ポットの端子なら300~350℃程度、ポットの背面なら350~400℃程度から考えることができます。
ただし、使用するはんだの仕様も確認してください。
30Wのはんだごてでもギターに使える?
使えます。
ただし、ポットの背面など熱が逃げやすい場所では作業しにくい場合があります。
ギターのはんだが溶けないのはなぜ?
温度不足だけでなく、
- こて先の汚れ
- こて先が細すぎる
- ポットに熱を奪われている
- はんだの種類
なども原因になります。
ギターのポットにはんだがつかないのはなぜ?
ポットの背面は金属面が大きく、熱が逃げやすいためです。
こて先の状態やサイズ、温度、はんだごての熱量を確認してみましょう。
ギターの配線にはどんなはんだを使えばいい?
電子工作用のはんだを基本に考えれば大丈夫です。
ギター専用のはんだでなければ使えないわけではありません。
ギターのはんだ付けでノイズが出るのはなぜ?
はんだそのものだけでなく、アースの接続不良や配線ミス、シールド処理などが原因の場合もあります。
まとめ|ギター用はんだごては温度調整式がおすすめ
ギターの配線やピックアップ交換に使うはんだごてを選ぶなら、温度調整ができるタイプがおすすめです。
今回紹介した3タイプを簡単にまとめると、
- 長く使いたい → HAKKO FX-600
- デジタル表示で温度を管理したい → goot PX-280
- まず一度試したい → 2,000円前後のはんだごてセット
です。
ギターのはんだ付けでは、単純に「30Wだからダメ」「60Wなら大丈夫」と考える必要はありません。
大切なのは、
温度を調整できること
必要な熱量を確保できること
作業に合ったこて先を使うこと
です。
また、はんだが溶けない場合も、すぐに「はんだごてのワット数が足りない」と考えず、
- こて先が汚れていないか
- こて先が細すぎないか
- 温度が低すぎないか
- ポットに熱を奪われていないか
を順番に確認してみてください。
これからギターの配線やピックアップ交換を自分でやってみたいなら、温度調整式のはんだごてを1本持っておくと、今後の作業にも使い回しやすくなります。



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