このページではアフィリエイト広告を紹介しています

【DIYリペア】ギターナット比較、ブラスナット・牛骨ナット、交換するならどっちがベスト?

ブラスナット 楽器リペア

ギターナット交換は自分で取り組めるリペアです。

ナット素材はいくつかあります、どれがベストか?悩みますよね。

ここでは、ブラスナットと牛骨ナットの比較を紹介します。

この2つは天と地ほどの差があります。

レノックス
レノックス

音質ではありません

そのへんも含めて、ナット選びの参考にしていただければと思います。

早速、音比較をご覧ください。

牛骨ナットとブラスナット音比較

ブラスナット

牛骨とブラスの音比較です。

録音環境は、GarageBandにオーディオインターフェースのUR22Cそしてテレキャスターです。

弦はフェニックスの弦を使用。

ボニー
ボニー

録音前に張り替えました。

ちなみに1000円で3セットです。

おすすめ!

GarageBandで2種類のギター音源を録音しました。

フェニックス弦の紹介です

【物価高騰の救世主】格安 エレキギター弦Phoenixの実力を検証、耐久性・価格を比較

今回使用したナット素材は・牛骨・ブラスともに、Musiclily Basic の製品です。

どちらも1000円ほどで購入したナットになります。

ボニー
ボニー

フェンダー、ギブソン、製品にマッチするパーツを低価格で提供している会社

自分で交換する分には素材コストは、あまり変わりはありません。

以下の音源比較ですが、青枠上段が、牛骨ナット。

下段がブラスナットです。

牛骨ナット1

ブラスナット1
牛骨ナット2
ブラスナット2

ボニー
ボニー

以下のナットを使用しています

ナット幅43mmも選択できます
ナット幅43mmも選択できます

私の感想

いかがでしたでしょうか?

ブラスナットは深い響きだと私は感じました。

なによりも、音のまとまりがよい。

牛骨ナットは、

音が暴れる感じで、元気の良い音といった感じです。

一聴したときにインパクトがある音は牛骨ナットかなと思います。

レノックス
レノックス

個人的には、ブラスナットの音が好みです。

とはいえ、ブラスナットは牛骨ナットに比べて施工が大変です。

ナット選びは施工性も考慮した方が良いです、その違いをここからは解説します。

施工からみるブラスナットと牛骨ナット違い

牛骨ナット
ナット素材 特徴 工賃の目安(税込) コメント
プラスチック 安価・柔らかい・音質に大きな影響なし 3,000〜5,000円 エントリーモデル向け
牛骨(ノーマル) 定番素材・音の立ち上がり◎・加工性良好 5,000〜8,000円 最もポピュラーなナット交換素材
無漂白牛骨 牛骨よりやや硬め・見た目は黄みがかった色 6,000〜9,000円 トラディショナルな風合いを好む人に
オイル漬け牛骨 滑りがよく耐久性◎ 6,500〜9,500円 チューニングの安定性を重視する人向け
TUSQ(人工象牙) 安定供給・音のバラつきなし・滑り良し 6,000〜9,000円 モダンギターやエレキで人気
グラフテック カーボン配合・滑り◎・潤滑不要 6,500〜9,500円 チョーキング多用するプレイヤーに最適
ブラスナット ブラスナット・硬くてサスティン良し 7,000〜10,000円 独特の音質・一部好みが分かれる
ステンレス 超高耐久・非常に硬い・音はブライト 8,000〜12,000円 加工が難しく、工賃が高め
マグネシウムなど 一部ハイエンド素材・特殊用途 9,000円〜 高級機種や特注モデル向け

上記の表は、一般的なナット交換の工賃です。

ブラスナットは工賃が高い部類に入ります。

この理由は、実際に自分で加工してみるとわかります

ブラスナットの加工は、牛骨ナットの何倍もの労力が必要になります。

ブラスナット加工の苦労

ブラスナットの画像

当たり前ですが、金属を削るわけなので大変です。

紙やすりでは効率が悪いので、金属用の金物やすりでガシガシ削って、仕上げは紙やすりで整形するという感じです。

レノックス
レノックス

牛骨ナットは紙やすりでも削れるが

ブラスナットはプロしか施工できないのか?というと、そうではありません。

牛骨ナットよりも施工に時間がかかるだけですので、時間さえかければ素人でも十分施工可能です。

1度作成すれば、牛骨ナットよりもすり減りは少ないため、長く使えます。

ボニー
ボニー

そう考えればコスパがよい素材かも

レノックス
レノックス

じっくり時間をかけて整形したものは愛着がでます

施工方法はこちら

【ナットリペア】ブラスナット整形、R付ナット溝。

牛骨ナット加工の容易さ

牛骨ナット整形

ブラスナット整形を体験した後だと驚くほど簡単に整形できます。

牛骨ナットは、400番の紙やすりでも削れます。

ナット交換をとりあえずしてみようと思っている方には、牛骨素材はおすすめですよ。

ボニー
ボニー

素材の値段も牛骨の方が安い

施工方法はこちら

エレキギターナット交換、自分で牛骨ナットに交換する方法解説

まとめ

特徴 牛骨ナット(ボーン) ブラスナット(金属)
音の傾向 自然で温かい、バランス型 明るく硬質、金属的な高音
サスティーン 標準的 非常に長い
開放弦の鳴り 落ち着いた音 迫力があり目立つ
加工のしやすさ 少し手間がかかる 金属なので加工に注意
向いているジャンル アコースティック、ブルース、ジャズ ロック、メタル、フュージョン

今回はナット交換するなら牛骨かブラスか?という記事でした。

施工しやすいのは圧倒的に牛骨ナットです。

手軽にナット交換してみたいと考えている人には、施工性のよい牛骨がおすすめです。

音質的には、個人的な好みはブラス性です。

上記の表は、一般的な牛骨ナットとブラスナットの音特徴をまとめたものです。

随分私の感想とは違いますが・・・

この表を参考にもう一度先ほどの音比較を聞いてみると発見があるかもしれません。

ナット幅43mmも選択できます
ナット幅43mmも選択できます
安いわりに煌びやかなサウンドです

コメント

タイトルとURLをコピーしました