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ギターポットのガリ音(ノイズ)が出る原因と詳しい解消法

ギターを弾いていると、ボリュームやトーンポットを回したときに「ジャリジャリ」「ザーッ」といったノイズが出ることがあります。

これは通称「ガリ音」と呼ばれ、演奏の妨げになるだけでなく、音質にも影響します。

レノックス
レノックス

ガリ音の多くはポット内部の汚れや酸化が原因

ボニー
ボニー

放置すると、音量やトーン操作がスムーズにできなくなります

ギターポッド、ガリ音の主な症状

以下の症状があれば、立派な不具合です。

まずは原因を把握しましょう。

  • ポットを回すとジャリジャリと音が混ざる
  • 演奏中に突然ノイズが入る
  • 音量やトーン操作が滑らかでない
  • 演奏時に特定の角度で音が途切れる

原因

  1. ポット内部の汚れやホコリ
    長年使用していると可変抵抗部分にホコリやゴミが入り、接触不良を起こします。特に屋外やライブで使用することが多い場合は汚れがたまりやすいです。
  2. 酸化や腐食
    ポット内部の金属端子は酸化や湿気による腐食で抵抗値が不安定になります。これにより回したときにノイズが発生します。
  3. ハンダ不良・接触不良
    端子や配線のハンダが割れたり緩むと、信号が途切れたりノイズが混ざったりします。

ガリ音の改善方法、接点復活剤の使い方と交換方法

接点復活剤は軽度のガリ音改善に効果的です。

以下の手順で使用すると安全かつ効果的です。

  1. 準備
    ギターの電源をオフにし、アンプからケーブルを外します。換気の良い場所で作業してください。
  2. ポット軸の保護
    必要であれば、ポット周囲をマスキングテープで保護して、接点復活剤がボディや塗装に付かないようにします。
  3. 噴射
    ポットの軸に沿って接点復活剤を少量噴射します。スプレータイプの場合はノズルを軸近くに向け、短く吹きかける程度で十分です。
  4. 軸を回す
    ポットを数十回前後、ゆっくり回して内部に液剤を行き渡らせます。このとき、ガリ音が軽減されるのを確認しながら行うと効果的です。
  5. 余分な液剤の拭き取り
    軸の周囲に液剤が残っている場合は、柔らかい布で軽く拭き取ります。完全に乾くまで数分待ちます。
  6. 動作確認
    ギターをアンプに接続して、ボリュームやトーンを回しながらガリ音が解消されているか確認します。

おすすめ接点復活剤3選

  • KURE コンタクトスプレー 1047
    浸透力と洗浄力に優れ、ポット内部の汚れや酸化を除去。詳細はこちら
  • AZ オーディオ機器用 接点復活オイル PRO 960
    ギターやオーディオ専用でノイズ低減と音質向上に効果的。詳細はこちら
  • ソフト99 チョット塗りエイド
    ペンタイプで細かい部分にも塗布可能。軽度の汚れや酸化に最適。詳細はこちら

ポット交換の手順

接点復活剤で改善しない場合は、ポット自体の交換が必要です。以下は基本手順です。

  1. ギターの電源を切り、バックプレートを外し、工具を用意する。
  2. 古いポットのハンダを吸取線で外し、ポットを取り外す。
  3. 新しいポットを差し込み、配線を正しくハンダ付けする。
  4. ギターを接続し、動作確認を行う。

詳しい交換手順や注意点は、こちらの記事を参考にしてください。→【初めて歓迎、徹底解説】ギターポッド交換方法と修理にベストなハンダこてとは?

レノックス
レノックス

接点復活剤は軽度のガリ音に有効ですが

ボニー
ボニー

長年使用しているポットは交換することで演奏性と音質の安定が得られます

まとめ

ギターポットのガリ音は、汚れ・酸化・接触不良が原因です。

まずは接点復活剤を使用して清掃し、改善しない場合はハンダ修理やポット交換を検討しましょう。

定期的なメンテナンスでギターの操作性と音質を長く保つことができます。

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