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【検証】激安”ライフパッション充電式ハンダごて”でギターの配線作業できる?検証して気づいた3つのこと

バッテリー式ハンダごて 楽器リペア

バッテリー式ハンダごてを購入しました。

私の充電式のイメージは、「バッテリーがすぐ切れる」「パワーが足りない」・・・

だったらどうしよう、という不安はありましたが。

充電式ハンダこてがギター配線修理に使用できるのか?ですが、早速結論です。

使い勝手は良いのですが、ハンダ付け能力が微妙です。

購入した理由は、ギターの配線の修理で、火傷をしてしまったことが要因です。

もっと安全なハンダごてを探した次第です。

レノックス
レノックス

ハンダ初心者ではないと思うのですが。

そこで思ったのは、コード式には3つの扱いにくい部分があるということ。

扱いにく部分
  1. コードがあること自体がハンダ作業を困難にしている
  2. 温度が目視でわからない
  3. 起動しているかどうか?それもわからない

ということで、充電式ハンダは「この問題3つを解説できそうなツール」だということで購入しました。

この記事は、

記事の内容
  • 充電式はギター配線修理に向いている?
  • コード式の扱いにくい点3つ
  • 充電式のメリット3つ

以上を解説します。

早速一番気になる性能ついて解説します。

充電式はギター配線修理に向いている?

結論、コード式の方が良いが、バッテリー式は一本持っていて損はない。

その理由は、

バッテリー式の評価
  1. 熱が足りないハンダによっては溶けない
  2. 熱は先端ではなく側面に集中する
  3. 新しいハンダやハンダこてを側面を当てられる場所は溶ける
  4. バッテリーがすぐに減る

1、熱が足りないハンダによっては解けない

バッテリー式ハンダごて

端子のハンダは解かせるが、ポッド背中のはんだは溶けません。

この充電式の最大加熱の400~450℃に設定しても、待てど暮らせど溶けません。

このことから、ギターの配線修理は場所によっては大きな熱が必要になるのがわかります。

とはいえ、

溶ける場所もあります、そもそも熱が「ハンダのこて先の先端」までうまく伝導しないようです。

2、熱は先端ではなく側面に集中する

前述したハンダのこて先まで熱が伝導しないですが、ハンダこて先の側面からであればハンダを溶かせました。

「ハンダこて」を横からあてれるシュチュエーションであれば活躍できます。

ボニー
ボニー

ポッドの端子なんかには良いわ!

ポッド上はこて先を横から当てることができません、寝かせてハンダを溶かすとなると他の配線を焼いてしまうので不可能です。

3、「新しいハンダ」や「こて先の側面」を当てられる場所は溶ける

バッテリー式ハンダごて

上記画像はポッド端子に予備ハンダをしています、使えるとしたら、予備ハンダを行う時は結構使えます。

素材の準備にサッと取り出しハンダ付けできるメリットがあります。

4、バッテリーがすぐに減る

充電式はすぐ温まり使用することができる

そのためか、満充電でも温め始めるとバッテリーメーターが一個減ります。

おそらくバッテリーは長くは持たないでしょう

とはいえ、

配線や予備ハンダ、ポッド端子の予備ハンダには十分使用できます。

ボニー
ボニー

ハンダ付けはせいぜい数箇所でしょ。

「極端に熱くなりすぎる」ことが怖いかたには、おすすめです。

とはいえ、オールマイティーに活躍できそうにありません。

レノックス
レノックス

使えるシーンが限られる

ハンダこての扱いにくさ、充電式で解消できる?

バッテリー式ハンダごて

ボールペンほどのサイズで、今まで使っていたハンダと比べ非常にコンパクト。

これでギターのハンダ作業が完結するなら、最高のツールだと思いました。

テクノロジーの進化だと感心しつつ、検証します。

まず以下について解説します。

扱いにく部分
  1. コードがあること自体がハンダ作業を困難にしている
  2. 温度が目視でわからない
  3. 起動しているかどうか?それもわからない

1、コードがあること自体がハンダ作業を困難にしている

バッテリー式ハンダごて

充電式なので当たり前ですが、コードレスなのでコードの制約がありません。

充電式にありがちな、本体が重くなるということもなく、ホントにボールペンです。

コード式で一番困っていたことは、

コンセント位置が作業面より低いとコードの重みでハンダが机の上から落ちそうになることがあることでした。

充電式にそのリスクは皆無です。

そして、

火傷が発生するシュチュエーションを減らすことができます。

ハンダこては冷えるまでが危険な道具です。

作業が終わってからもなかなか片付けできませんでした。

レノックス
レノックス

そのときに間違えて触ったり

ボニー
ボニー

なかなか冷えないのよね。

先日の火傷は、コンセントが抜けていると思って触ったら、コンセントがしっかり挿さった状態で熱々でした。

ボニー
ボニー

加熱中かどうか?

視覚でわからない

充電式は、冷えるまで収納できないということもなく、ペン先にフタを占めれば工具箱に入れて終わりです。

コードなんて無いに越したことはありません。

2、温度が目視でわからない

バッテリー式ハンダごて
バッテリー式ハンダごて

「ギターのハンダ付け温度は330°で使用するのがベスト」と言われても、わかりませんよね。

レノックス
レノックス

ハンダこての今現在の温度なんてわかりません

だからこそ、「初心者が使うハンダは温度がわかるようになっている」とありがたいわけです。

今回充電式ハンダは温度帯がわかるので便利です。

わかんないから、とっつきにくい道具がハンダだと思いますし。

昔ながらのハンダは、起動しているかどうかもわからない、さらに温度もわかりません。

ボニー
ボニー

視覚でわかるって重要。

3、起動しているかどうか?それもわからない

従来のハンダは加熱中であることがわかるよう表示されればよいのですが、わかりません。

その結果、片付けようとして火傷しました。

繰り返しになりますが、起動しているかどうかが目視ではっきりわかり、作業終了後はすみやかに片付けることができるこれは重要かと思います。

充電式ハンダは加熱中は本体ディスプレイに表示され加熱をやめればディスプレイの表示がきえます。

充電式ハンダこてのメリット3つ

ギターのハンダ付けでオールマイティーに使用はできませんが、サブ用という用途であれば持っていて便利な道具だと感じています。

ポッドの上にハンダ付けなど大きな熱が必要じゃなければ、トグルスイッチの端子に配線したりなどであれば、私は積極的にバッテリー式を使用したいです。

充電式ハンダこてのメリット3つをまとめました。

メリット3つ
  1. 視覚的にわかる
  2. 機動性が高く温まりが早い
  3. すぐに片付けられる

1、視覚的にわかる

バッテリー式ハンダごて

視覚的に、

  • 起動しているか?
  • 温度?
  • バッテリー残量

がわかると、初心者がハンダ作業しやすいですし、尚且つ安全です。

従来のハンダは不明瞭な部分が多かったが、そのわからないモヤモヤを視覚的に確認できるので良い。

2、機動性がたかく温まりが早い

電源を押して、数秒で使用できる状態です。

ハンダごての準備をする=ちょっと重い腰を上げるイメージではなく、サッと取り出し作業開始できる機動性があります。

ハンダごてのヘビーユーザーでなく、尚且つ、ちょっとしたハンダ作業であれば大変便利です。

3、すぐに片付けられる

バッテリー式ハンダごて

バッテリーがすぐに減るとはいえ、キャップを閉めればすぐ充電できる。

従来のハンダこてのようにコテ先が冷えるまで待つ必要はありません。

バッテリー式ハンダごて

コテ先が冷えるまで待つだけでも結構時間がかかります。

レノックス
レノックス

待たなくて良いのは嬉しい

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関連記事;2000円”ライフパッション充電式ハンダごて”レビュー、ギターリペアで検証

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まとめ

使用方法が限られる感じですが、私の場合はハンダ付け前の配線やポッドへの予備ハンダで十分活躍しそうです。

ギターパーツに使用する場合、軽度のハンダ作業はこれですませて、ハンダをたくさん使用するような作業はコード式を使う併用パターンも良いかなと思います。

断線した場合はギターポッド上の配線を触ることはないので、端子部分のハンダ作業であればバッテリー式が活躍します。

一本持っていると便利ツールといったところです。

これで十分の熱量があれば・・・これからもっと良い商品が出てくるかもしれませんね。

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