この記事は、自宅のLDKで「ボルネード サーキュレーター 660-JP」を使用して、暖房時サーキュレーターの効果を検証した記事です。
実際に冬が到来して、エアコンを使用してみると、思ったようにエアコンでは温まらずに快適とは程遠い現実でした…….
新築を購入して、暖房はエアコンと思っていましが……
工務店はエアコンで十分
温まると言っていたが……
グラスウールと樹脂アルミの複層ガラス
標準的スペックの家よ。
すがる思いで使用した、サーキュレーターで空気環境が一変しました!
LDK20畳の暖房で、ボルネード サーキュレーター 660-JPの効果。
我が家のLDKは20畳で、暖房の悩みがありました。
- 寒い、部屋全体が暖まらない
- 足元はもっと寒い
- 光熱費が気になる
サーキュレーター使用前は
部屋全体が暖まらなかったわ。
エアコンでは温まらず、
ファンヒーターを泣く泣く使用していた。
簡単に室内の暖房の悩みを改善したいのであれば、サーキュレーターは、お手軽な選択肢です。
なにより、サーキュレーターは1万円から2万円で購入することができます。
そして、「コンセントにさせばOK」「工事不要」。
私は、こう考えます!
暖房器具を買い替える、断熱リフォーム、などの検討前に、サーキュレーターを試すことを、おすすめします。
サーキュレーターとは?
サーキュレーターとは、「室内の空気を循環させる」力強い風を送り出すことができる機械になります。
サーキュレーターは、様々用途に使える機械で、空気を循環させる仕組みにより、以下のようなメリットがあります。
- 冷暖房の効率化
- 部屋の温度の均一化
- 電気代の節電
- 洗濯物の乾燥
- 換気の効率化
- 植物の成長をうながす
などの効果があります。
部屋全体に空気が循環する
スペックが大事ね。
今はエアコンで十分温まる、
赤ちゃんがいるから安全性が上がった。
ボルネード サーキュレーター 660-JPで空気が循環しているか確認
サーキュレーターが空気環境を改善する大前提に、部屋の隅々まで風が循環しているかが重要なポイントです。
よくあるサーキュレーター解説図ですが、本当に再現できるか、確認してみます。
LDKのサーキュレーターから一番遠い部屋の隅を、気流計で計測してみました。
ボルネード サーキュレーター 35畳 660-JPの取り扱い説明書の手順で起動します。
- 起動したら数分間、強運転で室内の空気を循環させる
- 空気が回りだしたら風量を「弱にする」
弱運転で本当に、隅々まで
空気が循環するのかしら?
梁があるが、気流計に反応が!
ボルネード サーキュレーター 660-JPは、
優秀な機械だ。
サーキュレーターの効果的な置き場はこちらの記事で解説しています。
【検証】暖房時、ボルネード サーキュレーター 660-JPで室内の温度差どうなる?
私の暖房時期の悩みは、以下のことでした。
- 寒い、部屋全体が暖まらない
- 足元はもっと寒い
- 光熱費が気になる
我が家では、サーキュレーターを使用することで、ファンヒーター→エアコン暖房→設定温度が2度下げれました。
- 部屋の温度が上昇
- 部屋の温度が均一になった
- 設定温度を2度下げれた
サーキュレーターにより、
室内の温度環境を良好にするこができ、
暖房器具も安全なものを選択できるようになりました。
お子様がいる家庭は、
暖房器具の火傷が怖い。
ボルネード サーキュレーター 660-JP使用前後の比較をしましょう!
LDKの4ヶ所で、サーキュレーターの効果を検証したいと思います。
- サーキュレーター使用中と※サーキュレーターを切った1時間後の温度を比較しました。
- エアコンは24℃設定です。
- 「ボルネード サーキュレーター 660-JP」は弱運転です。
- 温度測定する資機材はアスマン通風乾湿計で2分間です。
- 温度測定は天井付近と床付近での温度差も調査します。
サーキュレーターは「ボルネード サーキュレーター 660-JP」を使用します。
【検証結果】ボルネード サーキュレーター 660-JP使用で温度は、こうもかわる!!
天井付近の温度差をサーキュレーター使用している時と、サーキュレーターを切った1時間後を比較しました。
サーキュレーター 使用中温度/湿度 | 温度差 湿度差 | ※サーキュレーター なし、温度/湿度 | 温度差 湿度差 | ||
キッチン、 天井付近 床面付近 | 24℃/53% 22℃/58% | 2℃ 5% | 24.5℃/51% 21.5℃/61% | 3℃ 10% | |
エアコン下、天井付近 床面付近 | 24℃/50% 23.5℃/52% | 0.5℃ 2% | 24℃/50% 21.5℃/57% | 2.5℃ 7% | |
和室 天井付近 床面付近 | 24℃/53% 23.5℃/52% | 0.5℃ 1% | 23℃/52% 22.5℃/51% | 0.5℃ 1% | サーキュレーター から一番遠い |
中央 天井付近 床面付近 | 24.5℃/51% 23.5℃/52% | 0.5℃ 1% | 24.5℃/51% 22.5℃/55% | 1.5℃ 4% | |
外気 | 9℃/81% | 雨でした | |||
廊下 | 18.5℃/61% | 空調なし |
結果解説
測定結果から、サーキュレーターを使用すると以下の効果があることがわかりました。
- 室内の温度差が少なくなる
- 各所で湿度の差が少ない
- 平均24℃は快適な温度である
- 湿度も平均50%程で室内で均一であり、快適な環境である(ダイキン 加湿 空気清浄機 MCK70Y-W 31畳 ホワイト ツインストリーマ を使用)
以上のことがわかりました。
しかし、この結果はサーキュレーターを使用して空気が循環し、均一化したあとサーキュレーターを止めた1時間後の数値です。
初めから、サーキュレーター不使用だとしたら、室内の温度環境はバラバラな分布になるかもしれませんね。
それは、またの別の記事で紹介します。
快適な室内環境の定義って?
良好な室内環境とは?
国際エネルギー機構の快適な環境とは、以下の定義があります。
- 冬において温度が20度前後であり
- 部屋の水平温度が均一
- 上下の温度差が3~4度以下
- 湿度は40~50パーセント
- 室内気流が秒速0.1~0.2メートル
サーキュレーターを使用した、LDKでは快適な環境の条件を満たしていますね。
気流はサーキュレーター使用により、この定義を満たすことはできませんでしたが。
どんなサーキュレーターを
選べばよいのかしら?
サーキュレーターを選ぶポイントとは?
サーキュレーターで空気環境を改善するには、以下を満たすサーキュレーターの購入をおすすめします。
- 室内全体の空気を循環=部屋の畳数にあったサーキュレーター
- 遠くまで届く大風量=風を作ることに特化したサーキュレーター
- 首振りはいらない=あくまでも発生した風で部屋の空気を動かす
- 省エネ・エコ=常に稼働させるにはDCモーターを選択しよう!
- カバーが取り外せるもの=空気をすいこむため埃がカバーやプロペラにたまる
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こちらの記事を再現するには、
- 部屋の畳数にあったサーキュレーターを使用
- 加湿 空気清浄機はあったほうがよさそうだ。
そして、サーキュレーターの設置場所も大切なポイントですよ。
次の記事を参考にしてみてくださいね。
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