ギターの配線修理やピックアップ交換などを始めるとき、「ハンダごては必要そうだけど、ハンダごて台って本当にいるの?」と疑問に思う方も多いはず。
結論から言えば、ハンダごて台は必須です。
理由と、おすすめのハンダごて台を初心者向けに紹介します。
なぜハンダごて台が必要なのか?

ハンダ作業に適切環境は、ハンダごて台があってはじめて成立すると思っています。
私自身、ハンダごてでのやけどや、床で作業してうっかり踏んでしまったこともあります。
コンパクトでなおかつ、安定するように作られた専門商品はうっかり事故を防いでくれますよ。
さらに、こて台付属のクリーナーの種類でこて先の寿命が変わります。
では、詳しく解説します。
1. 安全対策のため
ハンダごては先端温度が約300〜400℃に達します。
作業中にそのまま机の上に置くと、
- 木製机が焦げる
- ケーブルを溶かす
- 最悪、火災の原因になる
といった危険があります。
ハンダごて台を使えば、熱いコテ先を安定して置けるので安全に作業できます。
2. 作業効率アップ
ハンダごて台には多くの場合「コテ先クリーナー(スポンジや真鍮ウール)」が付属しています。
これでこまめにコテ先を掃除すれば、ハンダのノリが良くなり、きれいな接続が可能になります。
また、台に置く位置が決まっていることで、作業の流れがスムーズになり、集中してギター配線に取り組めます。
3. コテ先の寿命を延ばす
使用後すぐに冷えないうちに不安定な場所に置くと、衝撃でコテ先が傷むことがあります。
安定したホルダーに置くことで、コテ先を長持ちさせることができ、結果的に経済的です。
❓付属のこて台ではだめ?

ハンダごてを購入すると、金属の小さなこて台が付属していることがあります。
「これで十分じゃないの?」と思うかもしれませんが、正直なところ――あまりおすすめできません。
1. 安定感が足りない
付属のこて台は軽く、底面が小さいため、作業中に倒れやすいという欠点があります。

過信するとキケン
ハンダごてのコードを少し引っ張っただけで、台ごと動いたり転倒することも。
これは非常に危険です。
2. コテ先クリーナーがない
付属台の多くはスポンジや真鍮ウールなどのクリーナーが付属していません。
コテ先が汚れたまま使うと、ハンダがうまく流れず、ギター配線の接点不良やノイズの原因になります。
3. 長期使用には不向き
付属の台はあくまで「おまけ」。
頻繁にギター配線やエフェクター修理などをするなら、しっかりした独立型のハンダごて台を用意した方が、安全・効率ともに段違いです。

安定性・安全性・清掃性を考えると、専用のハンダごて台を別で購入するのがベストです。
まとめ
ハンダごて台は「あると便利」ではなく、安全・品質・効率のために絶対必要なツールです。
ギターリペアを長く楽しむためにも、ぜひハンダごてとセットで用意しましょう。
関連記事;【goot ST-11 レビュー】ハンダごてに最適な定番こて台
- ハンダごて台は安全装備。
- コテ先クリーナー付きタイプがおすすめ。
- 初心者は「白光」または「goot」ブランドを選べば間違いなし。
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