【goot ST-11 レビュー】ハンダごてに最適な定番こて台

はんだごてを安全・快適に使ううえで欠かせないのが「こて台」。

ずっとハンダごての付録についてきた簡易的なスタンドを使用していましたが、

白光(HAKKO) ダイヤル式温度制御はんだこて FX600-02を購入したタイミングではんだこて台のgoot ST-11を購入しました。

今回は、太洋電機産業（goot）の定番モデル ST-11 を実際に使ってみた感想を紹介します。

goot ST-11とは？基本スペック

ST-11は、gootの中でも最もベーシックなこて台。

価格も手頃で、初めてのハンダごてセットとして選ばれる定番モデルです。

goot ST-11実際に使って感じた「良い点」

アマゾンで購入して、まず商品を手に取った時に思ったことは、重い。

スタンドに差し込んでハンダごてが倒れてしまったらキケンですので、そこそこの重量は必要ですよね。

ハンダ作業を長い目で使い続ける予定があるかたであれば、この商品に問わず専用のハンダこて台を持っておくことをお勧めします。

ハンダごて付属のこて台は軽量で作業台の上では、容易く動いき「キケン」ですので、

goot ST-11は約700円。

こて台はとにかく安く抑えたいというかたにも、しっかりとした作りの本商品はおすすめです。

1. コンパクトで場所を取らない

机の上に置いても邪魔にならず、狭い作業スペースにもぴったり。

重さも軽く、扱いやすいのでDIYデスクにも向いています。

2. 安定性はおまけ台より格段に上

初心者セットに付属しているスポンジ＋スタンドの簡易台と比べると、安定感が圧倒的に違います。

金属ベースとしっかりしたスプリング構造で、軽量こてなら不安なく使えます。

goot ST-11ここがイマイチだった点

万能そうに見えたgoot ST-11ですが、私が使っているはんだFX600-02にはちょっとスペック不足な気がしました。

最高のハンダごてには、最高のこて台がマッチする気がしました。

もう一回り「どっしりとした商品ST-27」のほうが良かったかなと思います。

とはいえ、

今まで使用していた、はんだごて付属こて台より、よっぽど快適で安全性アップしたことは間違いない事実です。

ここでは、goot ST-11のマイナス点をお伝えします。

1. 重いはんだごては倒れやすい

本体が軽量な分、重量のあるはんだごてを差すと前のめりになりやすいです。

特にセラミックヒーター式や温度制御付きモデルは注意。

2. 回転防止ナットが緩みやすい

長期間使っていると、スプリング部の固定ナットがゆるんで回転することがあります。

ドライバーで軽く締め直せば問題ありませんが、定期的なメンテナンスは必要です。

ST-11が向いている人

軽くてシンプルな構造のこてを使うなら、ST-11はベストマッチです。

安定感と取り回しの良さを両立しています。

重量タイプのはんだごてにはST-27がおすすめ

もしあなたが以下のような高性能・重量タイプを使っているなら…

これらは本体がやや重く、温度も高温に達するため、ST-11では安定性が不足しがちです。

そんなときは、**セラミックヒーター専用の「ST-27」**を選びましょう。

ST-11とST-27の比較表

モデル	月間売上件数	対応タイプ	特徴	安定性	価格帯
ST-11	アマゾン 500件	ニクロムヒーター専用	軽量・省スペース	★★★☆☆	約1,000円前後
ST-27	アマゾン 200件	セラミックヒーター専用	金属製ベース＋2種クリーナー付き	★★★★★	約2,900円前後

ST-27はこて先クリーナーが2種類（スポンジ＋金属ウール）付きで、重量タイプのはんだごてでも安定して置けます。

まとめ

goot ST-11は、軽量ハンダごてとの相性が抜群な定番こて台です。

コンパクトで扱いやすく、初心者にもぴったり。

ただし、重い温調式こてを使う場合はST-27のほうが安心。

用途に合わせて選ぶことで、作業効率も安全性も格段にアップします。

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