ストラトキャスターのブリッジでよくあるトラブルといえば、
- サドルのネジが回らない
- 高さ調整用イモネジが固着している
- オクターブ調整ネジが動かない
- サドル自体が摩耗・変形
こうした症状が出ると「サドルだけ交換できるの?」と迷う人が多いですが――
結論:はい、サドル(コマ)だけ交換できます。
しかもストラトは6つのサドルが独立しているので、壊れた1個だけ交換することも可能です。
ただし、サドル交換には「間違えると取り付かないポイント」がいくつかあるため、
この記事では初心者でも失敗しないように、調べ方・測り方・選び方を完全解説します。
もしサビついてサドルが回らない場合は、サビ落としをおすすめします。
こちらの記事の一読をおすすめしています。
関連記事→5分で終了、テレキャスターブリッジのホコリとサビを一掃する方法、酸性ヌリッパーを使用。
ストラトのサドルだけ交換する前に調べるべきこと【3つだけ】

ストラトのサドル交換で確認すべき項目はたったの3つです。
- 弦間ピッチ(ストリングスペーシング)
- サドルの形状(ビンテージ or モダン)
- ネジ規格(インチ or ミリ)
この3つさえ合えば、どのメーカーのサドルでも互換性が出ます。
①弦間ピッチ(1弦〜6弦の幅)を測る【最重要】
ピッチとは?
ストラトのブリッジで 1弦の中心〜6弦の中心までの距離 のこと。
ここだけ測ればOK

測り方
- 物差し・定規・ノギスどれでもOK
- 弦が張ってなくても、サドルの中心で測れる
よくあるピッチの種類
| ピッチ | 主なギター | 備考 |
|---|---|---|
| 52.5mm(10.5mm幅) | Fender Japan / Mexico / Squier多数 | 現代ストラトで最も多い |
| 54mm前後 | 国産の一部 | やや広い |
| 56mm(11.3mm幅) | Fender USAヴィンテージ 50s/60s | 一番広い |
ピッチが違うサドルは絶対に取り付きません。ここが一番重要です。
② サドルの形状を確認する(見た目でOK)
ストラトのサドルは大きく分けて2種類。
ビンテージタイプ(プレスサドル)

- 薄いスチール板を曲げた形
- 表面が平らで丸み
- 50〜60年代風の音が特徴
- Fender USAヴィンテージやClassic Vibeなどに採用
モダンタイプ(ブロックサドル)

形状を間違えると見た目だけでなく、弦高の変化量や音も変わるので要確認。
- 四角くメタル塊のような形
- メキシコ製ストラト・現行モデルに多い
- サスティンが若干伸びる傾向
③ ネジ規格を確認する(インチかミリか)
サドルには2種類のネジがあります。
- 高さ調整用 イモネジ
- オクターブ調整ネジ
ネジ規格は通常“気にしなくてOK”
サドルには、
- 高さ調整イモネジ
- オクターブ調整ネジ
が付属してくるため、基本的には規格を合わせる必要はありません。
互換サドルは、元のブリッジに合うように作られています。
例外的に確認したほうがいいケース

ただし、次のケースでは規格の違いが影響します。
- イモネジだけ交換したい場合(サドル本体は交換しない)
- 激安OEMブリッジのギター(まれにM2.5など特殊規格がある)
ネジの規格はノギスで測ればOK!
ネジの直径をノギスで測るだけで判断できます。
初心者でも簡単です。
オクターブ調節ネジのよくある規格
| 規格 | 太さ | 主な採用ギター |
|---|---|---|
| M3 | 3.00mm | 国産ストラト、Squier |
| #4-40(インチ) | 約2.84mm | Fender USAに多い |
| M2.5 | 2.5mm | 安価ストラトに occasional |
判定方法(簡単)
- 3.0mm なら ミリ規格(M3)
- 2.8mm台なら インチ規格(Fender USA)
- 2.5mmなら M2.5
サドル交換のとき「固着してネジが回らない」場合の対処法
特に古いストラトで多いのが、イモネジやオクターブネジがサビや汚れで固着しているパターン。
回らない原因はほぼこれ、
- 汗・湿気・湿気でサビ
- ネジ穴に汚れが固まっている
- イモネジに潤滑不足
- もともと安価なネジで劣化
固着している場合は無理に回さない!
無理に回すと ネジ頭がなめる → サドル交換必須 になります。
まずはサビ落とし&浸透処理
固着したネジは、以下の処置で回復することがあります。
- 浸透潤滑剤(556より上位品が推奨)
- メタルコンパウンド
- サビ落としクリーナー
※ さび落としの詳細は別記事で徹底解説しています。
関連記事;5分で終了、テレキャスターブリッジのホコリとサビを一掃する方法、酸性ヌリッパーを使用。
どれを買えばいいかわからない読者向けのまとめ
初心者が迷いやすいポイントを押さえた、“この記事を読んだら間違わない”チェックリストを作りました。
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| ✔ 弦間ピッチを測った? | 1弦〜6弦の中心距離を測る(例:52.5mm / 56mm など) |
| ✔ サドルの形状を確認した? | プレス(ビンテージ) / ブロック(モダン) |
| ✔ ネジ規格を確認した? | ノギスで直径を測る(3.0mm / 2.84mm / 2.5mm) |
| ✔ ネジが固着していない? | 固着時はサビ落としで回復可能 → 内部リンクで誘導 |
| ピッチ | 主なギター | 備考 |
|---|---|---|
| 52.5mm(10.5mm幅) | Fender Japan / Mexico / Squier多数 | 現代ストラトで最も多い |
| 54mm前後 | 国産の一部 | やや広い |
| 56mm(11.3mm幅) | Fender USAヴィンテージ 50s/60s | 一番広い |

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