「PC録音にはオーディオインターフェースが必要」という定説がありますが、アンプの音で育ってきた身からすると、PCの画面上で音を作る作業はどうにも味気なく感じることがあります。
「インターフェースを通した細い音ではなく、アンプの前に立った時のあの感覚で録りたい」
そんなニーズに応えるのが、USB端子を備えたアンプです。
今回は、社会人が無理なく出せる「予算3万円」という枠の中で、PC接続の安定性とアンプとしての質を両立した3台をフラットに比較しました。
ドラムトラックとの同期と「遅延」について
PCでドラムを鳴らしながら弾く際、最も懸念されるのが「音が遅れて聞こえる(レイテンシー)」問題です。
今回紹介するアンプは、PCを経由する前の音をそのまま聴ける「ダイレクトモニタリング」が基本です。
演奏中に自分の音が遅れるストレスはありません。ドラムとのわずかなズレも、録音ソフト側で自動補正されるため、宅録初心者でもリズムを外さず記録できます。
3万円以内で選ぶ「PC直結アンプ」比較表
各機種の接続端子や、付属する録音ソフト(DAW)の有無をまとめました。
| YAMAHA THR5 V2 | Blackstar ID:CORE V4 10 | Positive Grid Spark GO | |
| 価格の目安 | 価格の目安約28,000円〜 | 価格の目安約17,000円〜 | 価格の目安約22,000円〜 |
| 接続端子 | 接続端子USB Type-B | 接続端子USB-C | 接続端子USB-C |
| 付属DAW | 付属DAWCubase AI | 付属DAWなし | 付属DAWStudio One |
| 強み | 強みPC接続の安定性とアンプらしい箱鳴り | 強み最新USB規格対応と圧倒的な低価格 | 強み超小型で場所を取らずスマホ連携が優秀 |
詳しくは次の見出しで解説します
各機種の特性と選び方の視点
YAMAHA THR5 V2
ヤマハはインターフェース専用機も開発しているため、PC接続時の「音の途切れ」や「認識しない」といったトラブルが非常に少ないのが特徴です。
- 実用性: 高機能な録音ソフト「Cubase AI」が付属。これだけで環境が整うため、追加の出費を抑えられます。
- 音の傾向: 小音量でも真空管のような「箱鳴り」があり、夜間の練習でもアンプらしさを損ないません。
Blackstar ID:CORE V4 10
2024年モデルでUSB-Cに対応。最新のMacBookやWindows PCを使っているなら、余計な変換ケーブルを買わずに済みます。
- 実用性: 3万円を大きく下回る価格設定。浮いた予算をメンテナンス用品などに回せるのが社会人には現実的です。
- 音の傾向: ステレオスピーカーによる広がりのある音が特徴。MacのGarageBandなどですぐに認識され、録音が始められます。
Positive Grid Spark GO
「機材を置く場所がない」という物理的な悩みを解決する超小型アンプ。
- 実用性: 練習が終われば引き出しにしまえる。子供がいる家庭でも出しっぱなしにせず、安全に趣味を続けられます。
- 音の傾向: スマホアプリで音色を細かく追い込めるため、PC側でエフェクトをかける手間を省けます。
まとめ
今回は3万円で買えるインターフェース機能つきアンプを紹介しました。
せっかく貯めたお金で買うなら、自分のしたい作業が全部できる商品を選びたい
PCでアンプを通して宅録できると趣味がますます楽しくなります。
それだけではなく、練習の効率化にもつながります
録音して聴き返す、
これだけで短時間の練習でも随分上達しますよ

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