子供のお小遣いについて考え始めたきっかけは、小学4年生の息子がお金がほしいと言ったことがきっかけです。
実は我が家にはお小遣いの習慣がありませんでした。
2023年現在、小学6年、4年、2年生の子供がいますが、不思議とお小遣いを毎月欲しいとは言わないのです。
そこでお小遣いについて考えてみました。
お小遣いという習慣は、お金の勉強をする機会だと気づきましたので、ここでは私の考えをお伝えしようと思います。
お小遣いの認識、私の経験では。
私は小学校に入学した時からお小遣いをもらい始めたような気がします。
私の両親はお金の勉強としてではなく、小学生になったらお小遣いという習慣が始まるという認識で渡していたのだと思います。
ここではお小遣いを通して自分が学んだことを、お伝えしようと思いますよ。
みんなもらっているからもらっていた
子供の将来のためには、「勉強しなさい」より、「一緒に勉強しよう」がいいよね。オススメのお金の勉強は固ツイに。 pic.twitter.com/QDv4ObP4or
— ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ (@Tomojidien) February 20, 2022
恐らくですが、私の両親はお小遣いは子供にお金の勉強のために渡していたのではなく、社会的にその年齢に達するとお小遣いを渡すという習慣が発生するという認識で渡していたのではないかと感じています。
その選択には感謝しており、社会的にお小遣いを自分だけ貰えていなかったことはとても寂しい現実だったことだと思います。
お金を渡す動機は幾つかあると思います。
- 社会的にみんなもらっているから渡す
- 欲しいものがあるだろうから、自由に使えるお金を渡す
- お金の勉強をするためにお金を渡す
お金が不自由なく手に入る環境では、受け身になるのでは?
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今更かもしれないけど、お金の勉強って本当に必要だと感じました。
お金についてのとっても大切なお話。子供から大人まで読んでもらいたい一冊です。#夢と金#西野亮廣 pic.twitter.com/H2Q1u8Z43l— takamitsu suda (@su_ta3) April 19, 2023
私は、お小遣いの習慣からは多くのことを学ぶことはできなかったと感じています。
一番の問題はお金が何もしなくても入ってくるという認識で、お金に対して受け身になってしまったということです。
今は、自分でなんとか収益を上げようと考えるようになりましたが、自分で動いて給料以外でお金を得る方法を早く知り、実践したかったと感じています。
少なくともお小遣いが十分すぎる額でいつでも手に入るようだと、お小遣いの本質「お金の勉強」からは外れていくということがわかります。
家庭のお金事情を知ることの大切さとは?
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私の家庭では両親がお金の話をしているのは、あまり聞いたことがありませんでした。
私の家庭は、お金に困らないほどの裕福な家庭ではなかったと認識しています。
その中で、変にお金には困らない経験が、お金にたいして「受け身」的な思考になっていたと思います。
周りにはいろんな所得世帯の人がいますが、その人たちと同じような気になって、所々でどうしても差が出る時があり、そのイベントが自己肯定感の低下に繋がったような気がします。
お金の問題で子供の自己肯定感の低下に繋がることが非常によくわかります。
今思うと私の選択した人付き合いが、私には合わない人達とのコミュニティーを選んでしまったので、お金がきっかけで変なプライドや幻想を作り上げていたのではないかと感じています。
両親が家庭でお金事情の話をすることで、自分を取り巻く生活の現実を把握することは、大切だと思います。
そして、いくらお金がなくても周りの人が当たり前に持っているものを自分だけ持っていなことは親のフォローがなければ子供の自己肯定感を下げる原因になることも経験しました。
お小遣い文化の本質
お小遣いの本質は、子供がお小遣いからお金の勉強することにあります。
ただ単に子供に自我が芽生えてきて欲しいものを買えるようにお金を渡すという目的ではありません。
将来、お金で大きな失敗をしないため、お金で不自由をしないための大事な準備期間です。
ここでは、お小遣いで学べることについて解説をしたいと思います。
お小遣いの習慣その目的とは?
今さらだけど、あつ森って子供のお金の勉強に良いよね🧐
・欲しいものを買うために労働が必要
・労働よりカブの方が効率がいい(あつ森のカブは投機に近いけど笑)
・貯金ではお金は増えない
・カブで稼ぐために原資が必要
・カブで稼げれば労働する時間が短縮まだまだある😀
今度まとめてみよう🤣 pic.twitter.com/ktou736znS— うさパパ@インデックス投資 (@m0myz) March 25, 2021
大前提、お金は使わないとよい使い方を、学ぶことができません。
小さな失敗を繰り返すことで将来お金を上手に使う準備をすることです。
保護者は、小さな失敗を肯定して正しい方向に導くことが、大切な仕事になると考えました。
お小遣いで学べることは下記の通りです。
- 限られたお金を使う際、自分が本当に欲しいものや必要なものを見極め、優先順位を考えることで、優先すべきことを見出す能力を開発します。
- 欲しい物を手に入れることが出来る喜び
- お金がないことの虚しさ
- 自分のお金を使うことで、責任を持ち、お金の管理の重要性を学びます。 予算を立てて購入を計画し、お金を使うことへの責任を持つことができます。
お金を使う経験をしないとどうなる?
#一日一善 プロジェクト
テーマ『お小遣いはいつから?』
皆さんは子供の小遣いいつからにしてますか?
小学校低学年
小学校高学年
中学から?お金の勉強させるならお金の出入りを学んでいけないといけませんよね😅
一言コメント
金額も悩ましい😅#お小遣い#子供#アダットリガー pic.twitter.com/Fxse3RVWsR— もんきち🐵医療職(理学療法士)の積み上げ発信中! (@kmonkichi1) September 25, 2021
子供の頃からお金を使うことで、色々な学びがあることが見えてきました。
一方で子供の頃にお金を使う経験をしてこないと、大人になった時にどうなるのでしょうか?
お小遣いは、無駄使いをするから与えたくないという親もいると思います、私もそう感じていました。
しかし、大前提お金は使用しないと使い方を学ぶことがきません。
お小遣いで失敗しないと将来、下記のスキルが身につかないまま大人になります。
- お金を使って失敗して後悔する経験をしないと、お金の管理や計算して使用する、計画的にお金を使うスキルが身につきません
- 消費者として価格の比較や商品の品質、手数料などの理解など消費者としてのスキルを学ぶことができません。
- 貯金や投資の重要性を理解することができません。
- 借金や負債のリスクを理解することができません。
お金で大きな借金をしたりすると人生が一気に傾いてしまいますよね。
とにかく小さい頃からお金のことを考えるきっかけを作ったほうが良いと考えました。
お金の話は汚いからしない方がよいとはいいますが、構わずお金の話をして子供の耳に入る機会を作った方が、将来的にお金で大きな失敗をしないのではないかと考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか、今回はお小遣いの目的をお伝えしました。
お金について学ぶことが目的でお小遣いはその手段になります。
ここでは
- お小遣いの目的とは?
- 私がお小遣いから得たこととは?
- お金を使う経験をするこで得ることは?
以上をお伝えしました。
私の考えが、あなたのお役に立てれば嬉しいです。
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