再現性の重要性、仕組み作りで気づいたこと３つ

私は、ビルメンテナンスの業務部でマネイジメントの仕事をしています。

現在チームの目標を、特定の人しかできない仕事をなくすことを掲げていました。

この人しかできない問題が大きな障害になっています。

これを解決するには、仕事の特殊性を排除する仕組みを作り、誰でもその仕事を再現できる、再現性が重要だと考えました。

そこで、今回はチームで仕事を達成するために必要な「再現性」というキーワードの考察です。

再現性とは？なぜ重要？その理由３つ

再現性という認識が欠落していたチームでしたので、品質の統一感はなく、スペシャリスト（特定の仕事に特化した人間）はいつも人手不足を感じていました。

再現性を認識したことで、品質の統一、スペシャリストの育成の重要性とその解決手段が、見えてきました。

誰でもその仕事をやり遂げることができる再現性という仕組みは、社会福祉的（満足感）にも重要なのかなと感じています。

この人はこの仕事が「出来る」「出来ない」このような問題は「再現性を作る」ことでなくなると感じています。

再現性とは？

再現性の定義は、別の方が同じ方法使えば、同じ結果が得られることを「再現性」と言います。

例えば、ゲームです。

攻略本が、ある、ないで、ゲームクリアにつながる確率が圧倒的に変化しますよね？

「攻略本はゲームクリアの再現性をつくります」。

仕事での再現性は、マニュアルに依存しますね。

重要なポイント１、再現性が生まれることで可能性が広がる

現在、私の仕事だったシフト調整をキャリアの短いスタッフにお願いしています。

シフト調整を行う時期は、作業報告書の作成、私にしか出来ない仕事が重なり、その時期に仕事量が集中して困っていました。

シフト調整に再現性が生まれ委託することが出来た結果、シフト公開のタイミングが早くなりましたよ。

このように「キャリア」に関わらずシフト調整が可能になると、「そのスタッフ」と「私」そして「チーム」それぞれにメリットが生まれました。

シフト調整で「再現性」が産まれたポイントは2点あります。

この2点でシフト調整の仕事の再現性が産まれ、作成者に左右されない仕上がりができました。

重要なポイント２、再現性は仕事を民主化する

再現性の重要性に気づいたきっかけは、シフト調整の仕事をキャリアの短いそのスタッフにお願いしましたことがきっかけです。

そのスタッフは、「シフト調整の仕事はベテランがすること」と認識しているようで『キャリアが短い』自分がシフト調整の仕事に携わることに負い目を感じているようでした。

私は、「そのスタッフ」がキャリアを気にして働き辛くないか考察を始めました？

現状、「そのスタッフ」がシフト調整しても私が調整した時と、仕上がりに差はほとんどありません。

その仕事において、再現性が生まれたことを認識しました。

そして、自分以外でも仕事を達成できる、仕事の民主化が達成しました。

重要なポイント３、再現性へ、仕組みに何が必要か考える

再現性が生まれた背景には私が、2年以上の月日をかけて作った以下２項目が大きく作用していました。

上の作成に時間と労力を使い作成し続けたことは、全て再現性の仕組みを作っていた為だったことに気づきました。

再現性を得る為の仕組み作りこれが企業において重要と腹落ちした瞬間でした。

再現性についての重要性、チームが再現性を認識する為には？

再現性の重要性ですが、チームのメンバー全員が再現性を意識しながら仕事に取り組むことで仕事が、永続的に展開し続けると考えています。

再現性の仕組み作りが重要です、そこで役職者の仕事が明確になりました。

現場にリーダーで入り仕事をすることではなく、再現性への仕組み作りが役職者の仕事と定義することができました。

記事はこちらから。

再現性があるか？日々確認する重要性

チームメンバーに「再現性」の認識をもってもらうために、日々の作業で以下3点の確認をお願いしました。

全ての仕事に再現性を生むためには、情報の共有が必要で、なぜ情報の共有が必要なのかという意識を認識してもらう必要があります。

再現性を生み出す仕組み作りが重要ということ。

キャリアに関わらず、リーダーで行って仕事ができるようにする、永久的に仕事が引き継がれるサイクル、つまり「再現性」を生み出すには、得た情報をどのように処理するかが課題です。

仕組み作りが重要だったということです。

再現性を生む為の仕組み作りが一番大切なのではないでしょうか。

再現性を生みだす事は「職場」「メンバー」の平等な仕事を約束することになります、社会福祉的にも必要なことだと感じています。

まとめ

いかがでしたでしょうか、今回は再現性についてまとめてみました。

この情報があなたのお役に立てれば嬉しいです。